更新日:2021年2月24日

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埋蔵文化財

埋蔵文化財とは、地中に埋もれている住居跡、溝跡、墓などの「遺構」や土器、石器などの「遺物」をまとめて呼び、「遺跡」とも言います。普通は地中に埋もれた状態になっていますので、どんな「遺構」や「遺物」が埋まっているかはよくわからないのが特徴です。スコップやシャベルを使って慎重に発掘調査を行うことによって、はじめて住居の跡や土器、石器が地上に顔を出します。地上に出てきた住居跡などの「遺構」が特に優れていれば「史跡」に、土器や石器などの道具が特に優れていれば「考古資料」に指定されます。まさに、文化財予備軍とでもいえるものでしょう。埋蔵文化財は文化財に指定されているものではありませんが、発掘調査を行っていない埋蔵文化財をむやみに掘ることは法律で禁止されています。

ちょっと寄り道 桜町遺跡(さくらまちいせき)編

桜町遺跡

小矢部市にある桜町遺跡は、縄文時代の建物の柱がたくさん発見された全国でも有名な遺跡です。現在も発掘調査が進められていて、次々と新しい発見が続いています。

  • 小矢部市埴生にある「ふるさと歴史館」には桜町遺跡から出土した柱や土器、石器が展示してあります。とても大きな柱を石器で加工したとは信じられますか。
  • 発掘調査をしている現場ものぞいてみよう。危ないので中に入ることはできないけれど、発掘調査がどのように行われているのか見てみたいとは思いませんか。年に何回か、一般に公開することがありますので、その時に訪ねてみるのもいいでしょう。

クイズ 見に行ってチェック

桜町遺跡からは、縄文人の食べ物が発見されている。さてどんな食べ物だろう。

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所属課室:教育委員会生涯学習・文化財室 

〒930-8501 富山市新総曲輪1-7  県庁南別館4階   

電話番号:076-444-3434

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