更新日:2024年3月18日

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平成30年度立山博物館運営委員会概要

  1. 日時:平成30年8月30日(木曜日)午後1時56分から3時15分まで
  2. 場所:立山博物館教算坊
  3. 出席者
    • (1)委員
      加藤委員長、荒木委員、佐伯(元信)委員、佐伯(行彦)委員、杉田委員、瀬川委員、高谷委員、鳥越委員、水野委員、宮本委員(市川富山市科学博物館専門学芸員代理出席)
    • (2)博物館
      立山博物館高岡館長、島田副館長、岡田学芸課長、吉野主任、森山主任、加藤主任
      文化振興課渡辺主事
      (公益財団)富山県文化振興財団廣田施設管理課長、岩崎副主幹
  4. 委員長の選任
    委員の互選により、委員長に加藤委員、副委員長に佐伯(元信)委員が選任された。
  5. 報告・審議事項
    • 博物館の運営・活動状況について
    • 今後の博物館の運営について
  6. 主な発言概要
    • (委員)以前、フランスの美術館の館長が来県されたときに立山博物館の遙望館に行ったが、周辺のお墓、映画が終わってスクリーンが上がって立山が奇麗に見えたこと、こういう所が素晴らしい、フランスに無いものだと「ワンダフル」の連発であった。北陸新幹線も開業したことであり今後、立山博物館をもっとPRして行かなければならないと思う。
    • (委員)高校に出前講座に行っているとの説明だったが、小学生(登山の事前勉強は必要)、中学生についてはどうか。
    • (館)小学校には、立山登山の事前勉強として毎年30校ほど出前授業を行っているが増やすことを検討したい。
      中学校は登山の時間がとれないとのことで登山の事前勉強としては出来ないでいる。
      高校には、「ふるさと教育」の一環として、また本物の展示物を見せる機会はキャリア教育にもなると思い、昨年あたりから積極的に行うようにしている。
    • (委員)教員も知らないことが多く、登山の時はナチュラリストに任せっきりの例も多い。教員対象に立山信仰の講座を行えば、先生が生徒に伝えられる。
    • (館)昨年から、教員の指導者研修会での登山の事前学習に立山博物館にも時間を貰って立山信仰や歴史の話をするようになった。今後も継続していきたい。
    • (委員)富山市科学博物館は、小中学校の理科教員の集まりで博物館の活動紹介、貸出標本のPRをしている。立博でも先生の集まりで宣伝をされればどうか。なお、出前講座希望の学校の全てに学芸員が行けないので、標本、パネルを並べて紹介コーナーになる科学博物館貸出セット(何種類かある)を40セットほど作って貸出している。
    • (委員)立博企画展のポスターの下に並べられる貸出用のレプリカなどがあれば、更に効果的だと思う。
    • (委員)小学校は毎年半数ぐらいの学校が立山登山に行き、カルデラ砂防博物館や立山博物館などに行って立山の歴史などについて勉強している。
      ただ展示館は少し小学生には難しく、遙望館(すごく分かりやすく、すごくショッキングでいい映画だと思う)、まんだら遊苑がありがたい。
      昨年から教員の集団登山引率者講習会などで立博から話をしているとのことだが、非常に良いことだと思う。
    • (館)去年から今年にかけて展示館の元々あるキャプションの隣に小学生向けのキャラクターイラスト入りのキャプションを付け加えたので少しは分かりやすくなったのではないかと思う。また、小学生向けのワークシートも作成中で、小学生にも分かりやすいようにとの努力をしている。
    • (委員)普通の登山は自然中心だが、文化的なものを通して普通の登山とは違うということを知ることが大事。立山は自然が凄いからこそ、独特な伝統がある。
      教育現場は理科、社会とか科目ごとに分かれているが、立山のような自然と文化が交わる現場での学習を通じて総合的な学問のあり方も考えていかなければいけない。
      また、立山の(ナチュラリスト)ボランティアは熱心だが植物、岩石と人により分かれている。それはそれで凄いが、そういう人たちも立博に来ると良いのではないか。
    • (委員)ナチュラリストは、石が好きな人はつい石に熱中してしまうが歴史、文化、植物、鉱物、登山、地質などオールマイティにしなければいけない。
    • (館)立山信仰の研究も二十数年やってきて新しい発見などが出てきており、展示内容のリニューアルも必要な時期に来ている。一朝一夕にはならないが、コンテンツの見直し・充実を順次、図っている。
      昨年度は、日経の全国の地獄の2位、ミシュランの星1つ獲得も影響してか、入館者数は一昨年度に比べ増えている。
    • (委員)事前学習は、出前講座もあるが、素晴らしい施設がここにあるので是非、ここに来て学習してもらいたい。
    • (委員)県美術館、高志の国文学館でも、もっと立博のPRをすればよいと思う

お問い合わせ

所属課室:生活環境文化部立山博物館 

〒930-1406 中新川郡立山町芦峅寺93-1 

電話番号:076-481-1216

ファックス番号:076-481-1144

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