更新日:2021年3月17日

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平成27年度立山博物館運営委員会概要

  1. 日時:平成27年8月21日(金曜日)午後2時から3時20分まで
  2. 場所:立山博物館教算坊
  3. 出席者
    • (1)委員
      吉田泉(委員長)、岡田浩子、佐伯信春、鳥越けい子、原口志津子、平澤キャロライン、舟崎邦雄、水野洋子、宮本博行、山元泰正、六角鬼丈(敬称略、代理出席含む)
    • (2)博物館
      1. 立山博物館高木館長、名村副館長、城岡学芸課長ほか
      2. 文化振興課寺井課長補佐、西野副係長
      3. 富山県文化振興財団冨岡施設管理課長
  4. 報告・審議事項
    • 博物館の運営・活動状況について
    • 今後の博物館の運営について
  5. 主な発言概要
    • 委員どのような人が館に寄るのか。
    • 館立山登山の前後に立ち寄る人が多いようだ。そのような人を念頭に看板を工夫した。
    • 委員交通が不便で自家用車が前提である。バスが停まれるような工夫ができないか。施設は良いのにもったいない。
    • 委員県外からの来館者はふらりと立ち寄る人が多いのでないか。
    • 委員室堂や立山駅ではタイや中国、台湾からのお客さんが多い。郡上八幡博覧館では海外からの団体客が踊っており、外国語で解説している。アルペンルートにきている人、たくさん来ている外国人ツアーの導入に努力すべき。
    • 館昨年度に外国語(英語と中国語)のパンフレットをつくったところで、今年度は展示館とまんだら遊苑の外国語(英語と中国語)の音声ガイドシステムをつくる予定。なお、まんだら遊苑に導入するにはWifi環境の整備が必要となる。また、HPの多言語化は今後の課題。
    • 委員福井の恐竜博物館には子供向けのわかりやすいものがある。立博は説明が子供にはわかりにくい部分がある。
    • 館子供向けの「たてはくくん」がある。あまり周知されていないかもしれない。
    • 委員恐竜博物館は福井県があげて力を入れており、観光のドル箱。比較は酷だろう。
    • 委員Wifi環境が今年整備されるというのはいい。インターネットでの広報が弱い、若い人はネットしか見てない。皆インターネットを見て動く。他施設の例では現地にいけばパンフがあるが、ネットにのってないところがある。情報発信を充実する必要がある。
    • 館立山への関心は高まってきている。うまく立博に取り入れていきたい。広報に力を入れていきたい。HPの情報発信の仕方を考えていきたい。また、リピーターを増やすことも課題である。展示館の2階や布橋の場所に映像を加えた。我々自身にこんなことをしてはいけないとか、枠をはめて、頭が固くなっているところがある。
    • 館立博は告知用予算はほとんど無く、広報は他館と比べるとそれほど多くないと思う。
    • 委員チラシをつくるにも、一定のステータス感がないといけないと思う。ネットでの広報までも職員が行っている施設がある。たくさんの来館者に来てもらうにはお金をかける必要がある。行政の上のほうの方に理解してもらう必要がある。
    • 委員博物館そのものにお客を呼ぶことと、村にお客を呼ぶこととは違う。長野の上田の方におやきの村として知られるようになった小川の庄がある。年商8億円だそうだ。リーダーが70歳くらいで高齢者ばかりでやっている、やるのは高齢者だけと決めている。まんだら遊苑をつくるとき、五感で感じるとしていたが、味覚の部分は足りなかった。食べるところが無い。近隣に相真坊があったときはまだよかったが、今はますますない。村の人は自宅に行けばなんでも食べられるが、外から来た人は困る。いろいろなものをそろえるのはたいへんだから一種類に決めて、おやきなんかがいいが、まんだら饅頭でもなんでもいい。立博だけでなく、村も含めてアイデアを出すべき。若者を引き戻すのは無理。
    • 委員H21年に保育所がなくなり、一昨年から土日祝日につぼ汁や焼付けを売っている。経営的にはなかなか厳しいものがある。
    • 委員その飲食施設は博物館から少し距離がある。まんだら遊苑に屋台を置くとか。
    • 委員風土記の丘時代に、うどんやそばはだめといわれた経緯がある。
    • 委員県、町、村が皆まちづくりといっているが、皆別なことを考えている。
    • 委員このまえ食事の件でネットで検索したが、アルペン村しか出なかった。行政、村が連携を進めていくべき。
    • 委員町では地域おこし協力隊を置いて徐々にではあるがやっている。室堂や山小屋を含めWifi整備は進んでいる。休校となっている芦峅小学校も活用を考えていく必要がある。
    • 委員各学校では昨年度の行事に準じて行事を計画していく。立博は立山登山、立山青少年自然の家とタイアップして活動していく必要があると思う。雨の日だけでなく、晴れた日も子供たちが楽しく体験学習できるような仕掛けがあれば、晴れた日の来館も多くなると思う。現在若い先生が多くなってきている。遠足や宿泊学習の行き先は校長・教頭でなく、それぞれの学年で決めている。若い先生方に立博の魅力を伝えるような努力が必要。
    • 委員イギリスの博物館は洗練されている。宝探しの工夫や、各部屋になぞなぞがあって満点とると何かもらえるとか。
    • 委員中学校では高山や金沢で班別学習を行っているが、なかなか立博にはこられない。立博を知らない先生が多い。広報的な部分、ネット検索にひっかかってくる工夫が必要。富山市でやっているような祖父母と孫がいくと無料になるとか、そのような仕組みを取り入れられないか。
    • 委員富山市では年間パスポートがある。博物館でもどのような施設でもそれを見せれば無料になる。リピーターを増やすためのしかけとなる。
    • 委員イギリスの博物館は国立は無料。ただし、特別展はすごく高い。無理が出ており、職員の給料に影響しているといわれている。

お問い合わせ

所属課室:生活環境文化部立山博物館 

〒930-1406 中新川郡立山町芦峅寺93-1 

電話番号:076-481-1216

ファックス番号:076-481-1144

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