更新日:2021年3月18日

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令和元年度立山博物館運営委員会概要

  1. 日時:令和元年9月25日(水曜日)午後1時53分から2時58分まで
  2. 場所:立山博物館教算坊
  3. 出席者

(1)委員

加藤委員長、荒木委員、岸委員(藤田富山市科学博物館専門学芸員代理出席)、酒井委員、佐伯(元信)委員、佐伯(行彦)委員、杉田委員、瀬川委員、水野委員

(2)博物館

立山博物館 城岡館長、島田副館長、高野学芸課長、吉野主任、細木主任

文化振興課 古門主事

(公益財団) 富山県文化振興財団 廣田施設管理課長、岩崎副主幹

4.報告・審議事項

  • 博物館の運営・活動状況について
  • 今後の博物館の運営について

5.主な発言概要

(委員)雪の大谷では外国に行ったかと思うほど外国の方が来ている。外国の方は京都観光などで仏像とかにも凄く興味を持っている。立山には、とても素晴らしい文化があるので、うまく立博に来てもらうことを考えてはどうか。

(委員)タブレットを使って外国語を翻訳するサービスがあり、郵便局などでは早くから取り入れて、英語でもフランス語でも対応している。博物館でもどうか。

(館)翻訳機については検討したい。立山博物館では、スマホで日本語、英語、中国語の展示解説が聞けるアプリを入れたアイポッド(18台)を無料貸出しており、ニーズがあれば台数を増やそうと考えている。

(委員)他の博物館では500円ほどで貸し出しているので、有料でも良いのではないか。また外国の方に難しい言葉ではなくて判りやすい英語などの解説を作ってはどうか。

(館)展示館の解説を判りやすくしたい。今年度、遙望館の映画に英語、中国語のナレーションを入れた。中国語のナレーションで見てもらうことがあったが、好評であった。

(委員)東欧のハンガリーに行ったがマジャール語だが皆、英語が話せる。フランスでもドイツでも英語が判る。まずは英語で対応してはどうか。

(委員)来訪者は、ここを目的にこられるのか周遊でこられるのか。立山町の吉峰などの観光地との周遊も考えてはどうか。

(館)アンケートで「通りすがりに看板を見つけて入った」との答えが一番多い。どこを目的にしていたかは調べてみたい。

(委員)立山に上がると時間的にタイトだが称名滝だと立博に寄ることも可能ではないか。

(館)ストーリー性を持った、立博を含めた周遊コースなどの情報の発信を考えていきたいので、アンケートに反映することも考えたい。

(委員)近くの観光地で立博の宣伝をして引き込むことも考えるべき。グーグル翻訳で英語のHPも違和感なく訳せる。自動翻訳でミニ冊子を作っては。東京の展覧会では500円程の貸出機器で解説を聞くのか当たり前。スマホで聞けるのもあるので検討しては。写真撮影の許可はスマホでSNSの発信もできるので良かったと思う。

(館)SNSの影響力、発信力はかなり凄いと実感した。まんだら遊苑の写真を上げて「ディズニーランドに対抗する地獄のテーマパークだ」と行きたくなるような記事を書いてくれている人もいる。新しい時代に対応した発信の仕方を考えていきたい。数年前から外国語対応に取り組んでおり、英語、中国語のパンフレットを作った。ただ、立山信仰は精神的なもので独特の用語や概念を使っており如何に訳すかがネック。運営委員に英語で立山信仰の本も書いておられる専門家がいるのでアドバイスをいただいて翻訳している。今後もう少し判りやすさを考えながら対応を考えていきたい。

(委員)子供が行きたがると親もついてくる。昨年作ったキャラクターの白鷹くん有頼くんなどアニメ的なものを入れ、子供が行きたがる「のぼり旗」などを設置してはどうか。また新聞で扱われると効果が大きい。今年、まんだら遊苑のニュースがナイトウォークの1週間前に載ったことが来苑者の増加につながったのではないか。始まる前に企画を宣伝してもらうことが大切。新聞と連携・協賛の企画もあるので活用しては。

(委員)放課後児童クラブなどで学校行事の代休日に保護者が子供をつれて出かける。学校とか児童クラブの団体で来られるようにすればよい。まんだら遊苑が五感で味わえる素晴らしい場所であるので宣伝したいが、食がないのが残念。地獄カフェみたいなものがあると良いと思う。

(委員)歴史的な内容、立山信仰は、来観者数の点では限界がある。小学生が来ると団体か家族になる。立博探検隊やナイトウォークが好評のようなので、例えば、ナイトウォークを夏休みの金土日に、期間を延長されるなどすると家族連れが増えるのではと思う。ターゲットを考えて年間のイベントを整理してはどうか。

(委員)先日、小、中学校の友人10人ぐらいと特別企画展を見た。パンフレットを見たときには今回はあまり興味が無いなと思っていたが、炭鉱の詳しい話などの知らない芦峅寺を学芸員から説明してもらって、実際みたら良かった。

 

 

お問い合わせ

所属課室:生活環境文化部立山博物館 

〒930-1406 中新川郡立山町芦峅寺93-1 

電話番号:076-481-1216

ファックス番号:076-481-1144

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