更新日:2021年4月7日

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とやまの名水

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とやまで出会う日本の名水

昭和60年に環境庁(現在の環境省)がきれいな水で地域住民等による保全活動がなされている名水や故事来歴を有する名水を選定した「昭和の名水百選」と平成20年に選定された「平成の名水百選」に富山県からはそれぞれ4か所ずつ、合わせて8か所が選ばれました。
これは熊本県と並び全国最多で、とやまの豊かな水環境を物語っています。

名水百選の選定基準

  • 必須条件
    • 水質・水量、周辺環境(景観)、親水性の観点からみて良好
    • 地域住民等による保全活動がみられる
  • 勘案事項
    • 規模がある程度以上である・故事来歴がある・希少性、特異性、著名度がある

「昭和の名水百選」 黒部川扇状地湧水群

黒部川扇状地湧水群

まちを歩いていると聞こえてくる女性たちのにぎやかなおしゃべりと水の音…。黒部市内には黒部川扇状地の豊かな湧水を利用した共同洗い場が数カ所あり、昔も今も近隣の人たちが野菜や衣類などの洗い物にやって来ます。そのひとつである生地(いくじ)の共同洗い場、そしてJR生地駅前の清水(しょうず)の里、入善町の杉沢が黒部川扇状地湧水群として名水百選に選ばれました。杉沢には国の天然記念物に指定されている沢スギが群生し、池には地下水が白砂を上げながら湧き出し幻想的な雰囲気です。

生地の共同洗い場/黒部市生地

  • 交通●JR北陸本線生地駅~車5分(黒部漁港近く 他5か所)
    清水の里/黒部市吉田
  • 交通●JR北陸本線生地駅前
    杉沢の沢スギ/入善町吉原
  • 交通●JR北陸本線入善駅~車10分または徒歩30分
    北陸自動車道 黒部ICまたは朝日IC~車20分

「昭和の名水百選」 穴の谷(あなんたん)の霊水

穴の谷の霊水

北アルプスの名峰・剣岳を間近に仰ぐ上市町。地元の人たちが“あなんたん”と呼ぶ黒川地区の丘陵地は、古くからの修験道の霊場です。その昔、行者が飲んでいたと伝えられる、洞窟の奥から沸き出す水が「穴の谷の霊水」。汲み置いても腐りにくく、難病に不思議な効能がある霊験あらたかな水として知られています。湧き出している場所までは、車を下りて10分ほど歩かねばなりませんが、県内はもちろん全国から水を汲みに訪れる人が絶えません。霊水で仕込んだ醤油や味噌なども人気です。

穴の谷の霊水/上市町黒川
交通●富山地方鉄道 本線 上市駅~車15分~徒歩10分
北陸自動車道 滑川IC~車10分~徒歩10分

「昭和の名水百選」 立山玉殿(たまどの)の湧水

立山玉殿の湧水

立山連峰の主峰・雄山の直下、標高2,450mの室堂にある富山県で最も高い場所に湧く名水です。立山黒部アルペンルートの立山トンネルを掘削中に湧出したもので、万年雪が地中にしみ込んだ後、花崗岩や変成岩にろ過された水と考えられます。夏でも水温は2~5℃とキリリとする冷たさ。室堂ターミナル広場に設けられた水飲み場で、登山客や観光客の喉を潤しているほか、付近のホテルの貴重な生活用水としても欠かせないものになっています。

立山山殿霊水/立山町室堂
交通●富山地方鉄道 立山線 立山駅~立山ケーブル~高原バス
~室堂ターミナル(立山駅から約3時間)~徒歩5分
北陸自動車道 立山IC~立山駅 車40分(立山駅からは上記同様)
※立山駅から長野大町へ自動車の回送業あり

「昭和の名水百選」 瓜裂清水(うりわりしょうず)

瓜裂清水

およそ600年前、浄土真宗の高僧・綽如上人(しゃくにょしょうにん)がこの地で休息をとったおり、上人の馬の蹄(ひづめ)が突然陥没して、その跡から湧き出したと伝えられています。その水のあまりの冷たさに固い瓜までもが自然に裂けたことから、上人みずから“瓜裂(うりわり)”の名を授けられたと言われています。以後、どんな干ばつのときにも決して涸れることなく水が湧き、地域の人々は昔も今も感謝をこめて大切に守り続けています。

瓜裂清水/砺波市庄川町金屋
交通●JR北陸本線 高岡駅~西野々(井波経由庄川行バス)~徒歩5分

「平成の名水百選」 行田(ぎょうでん)の沢清水(さわしみず)

行田(ぎょうでん)の沢清水(さわしみず)

早月川扇状地の扇端部に位置する湧水地帯で、この一帯は、平安時代末期から室町時代にかけて、京都の祇園社(八坂神社)領「堀江庄」の一郭で、その年貢米を作った「祇園田(ぎおんでん)」があったことから、行田(ぎょうでん)の文字をあて、現在の地名になったと伝えられています。
周辺は行田公園として整備され、四季折々の草花が清水に映えています。特に、「花菖蒲園」には88種約4万株のハナショウブが植えられており、6月中頃の花の見ごろには、県内外からたくさんの方が来園し、水と緑に親しむ憩いの場となっています。

行田の沢清水/滑川市上小泉
交通●富山地方鉄道 本線 中滑川駅~徒歩15分
JR北陸本線 滑川駅~徒歩15分

「平成の名水百選」 いたち川の水辺と清水(しみず)

いたち川の水辺と清水(しみず)

いたち川の川べりにある延命地蔵の御手洗(みたら)い水は、安政5年(1858年)の大地震の際、多くの土砂が辺りを覆い尽くし、多数の病人がでました。この時、お告げに従い、川から拾い上げた地蔵尊像を供養したところ、病に苦しむ人々が快方に向かったと伝えられており、以降、この地の湧水は「万病に効く水」として知られるようになりました。
また、いたち川の「ドンドコ」は、地域のシンボルゾーンとして愛され、灯篭流しやドンドコ祭りが行われ、地域の財産として保全・活用されています。
なお、「ドンドコ」とは、富山の方言で河川に設けられている取水堰(せき)や落差工の通称です。水が勢いよく流れ落ちる様や音からその名がついたと言われています。

いたち川の水辺と清水/富山市石倉町
交通●JR北陸本線 富山駅~市内電車 西町~徒歩8分

「平成の名水百選」 弓(ゆみ)の清水(しょうず)

弓(ゆみ)の清水(しょうず)

寿永2年(1183年)平家打倒のために挙兵した木曽義仲は、越中に進出し、この地(般若野)で平家軍と戦いました。
「弓の清水」は、山道を歩いてきた源氏の兵士達がのどの渇きを訴えたため、義仲が「南無八幡大菩薩」と源氏の守り神に祈願を込めながら大地に矢を放つと、そこから清水が湧き出たという伝説に由来します。
この清水は、県内外から多くの人が飲用水として汲みに訪れ、茶道の名水点(めいすいだて)や流しそうめんにも利用されています。

弓の清水/高岡市中田常国
交通●JR北陸本線 高岡駅~加越能バス 弓の清水~徒歩3分

「平成の名水百選」 不動滝(ふどうだき)の霊水

不動滝(ふどうだき)の霊水

天保(1830年頃)のころ、日照りが百日間続き、井戸水も枯れ疫病が流行りました。その時、常永寺十八代住職がこの水を不動滝に捧げ七日七晩祈ったところ雨が降り、干ばつから村民を救ったと伝えられています。
また、この一帯は、複雑な水脈が交差する断崖渓谷が連なり、多くの場所から水が湧き出ているため、古来から竜神が棲む神秘の場所と伝えられています。

不動滝の霊水/南砺市大谷
交通●JR北陸本線 高岡駅~加越能バス 閑乗寺口~徒歩30分

とやま21世紀水ビジョン(概要版)関連ページ

第3編 第2章 2.水を活かした産業の振興

関連リンク

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所属課室:生活環境文化部県民生活課 

〒930-8501 富山市新総曲輪1-7 県庁南別館3階

電話番号:076-444-3126

ファックス番号:076-444-3477

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