更新日:2021年2月24日

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市街地にイノシシが出没した場合の対応

1 イノシシに出会った場合の対応

  • (1)イノシシが平静な状態の場合
    • 近づかず、そっとしておいてください。
    • 塀や建物に身を隠しながらゆっくりと後退し、静かにその場から立ち去ってください。
      (傘やブルーシートなど、不透明な資材に身を隠す方法が有効な場合もあります。)
    • 威嚇したり、追い払おうとすることは危険なので避けてください。
  • (2)イノシシが興奮していたり、威嚇行動を示している場合
    人間に攻撃してくる可能性があるので、まず速やかに安全な場所(建物や自動車内など)に避難してください。

※人間に危害を加える可能性のある状況であれば、速やかに各市町村または警察署に連絡してください。

※決して餌を与えないでください。餌付けされたイノシシは行動が大胆になり、人身被害の発生につながるおそれがあります。

2 県内におけるイノシシの生息動向

イノシシの分布域は県内全域に広がっており、全県的に標高25~300m(丘陵地から山間地を含む低山帯)を中心に生息していると考えられています。

3 イノシシの生態と特徴

イノシシの生態(1)

  • 昼夜を問わず状況に応じて活動する。人を怖がる地域では、夜間にエサを求めて活動することが多い。
  • イモや根茎、タケノコ、昆虫の幼虫、ミミズなど、何でも食べる雑食性。
  • 基本的な社会単位は、
    • 子を連れた母イノシシのグループ
    • 若齢オスのグループ
    • 単独行動の成オス など。
  • 特定のなわばりを持たない。
  • 野生での寿命は10歳前後と言われている。

イノシシの生態(2)

  • 鼻は敏感で、周囲の臭いや感触をさぐる際に使われる。また、70kgの石を動かすほど力強く、地面を掘ることもできる。
  • 本来警戒心が強く、臆病で注意深いため、あまり人前に姿を現さない。反面、いったん慣れると大胆不敵になる。
  • 跳躍力に優れ、助走なしで1m、よじ登れば2mの高さを乗り越える。また、下から20cm以上のすき間があればくぐり抜けようとする。
  • 学習能力が高く、覚えが早い。

お問い合わせ

所属課室:生活環境文化部自然保護課 

〒930-0005 富山市新桜町5-3 第2富山電気ビルディング6階

電話番号:076-444-3396

ファックス番号:076-444-4430

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