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更新日:2021年8月18日
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伏木富山港新湊地区(富山新港)は、放生津潟を利用した堀込港湾で、背後にひろがる臨海工業地域の流通拠点として昭和43年に開港しました。
日本海側有数の5万5千トン級岸壁をはじめ、1万5千トン級船舶が7隻係留可能な岸壁を有するほか、クレーンなどの荷役設備も充実しています。
また、効率的なコンテナ荷役機能を備えた国際物流ターミナルが平成14年度に供用を開始しました。
平成22年度にガントリークレーンを一基増設し、令和元年6月には岸壁延伸により、1万2千トン級船舶の2隻同時接岸、同時荷役が可能となりました。
背後には、広い野積場や貯木場、さらには臨海工業地帯も形成されるなど、伏木富山港の中核的役割を果たしています。
現在は、国際海上コンテナの拠点としてだけでなく、バルク貨物への対応を強化するため、水深14m岸壁の整備に取り組んでおり、さらなる輸送効率の向上を図ることとしています。
さらに、旅客船バース、海王丸パーク、新湊マリーナ、元気の森公園などを整備し、地域活性化の拠点として重要な役割を担っています。
名称 | 延長 | 水深 | 船級(D.W.t) | バース数 |
---|---|---|---|---|
1号岸壁(1) | 280m | −14.0m | 55,000t | 1 |
2〜4号岸壁(2) | 555m | −10.0m | 15,000t | 3 |
5・6号岸壁(3) | 260m | −7.5m | 5,000t | 2 |
7・8号岸壁(4) | 120m | −4.5m | 700t | 2 |
北1号岸壁(5) | 280m | −14.0m(暫定−12.0m) | 50,000t(30,000t) | 1 |
北2号岸壁(6) | 185m | −10.0m | 15,000t | 1 |
北3号岸壁(6) | 60m | −4.5m | 700t | 1 |
北4号岸壁(5) | 128m | −12.0m | 30,000t | 1 |
東1・2号岸壁(7) | 370m | −10.0m | 15,000t | 2 |
海王ドルフィン(8) | 60m | −7.5m | 3,000t(G/T) | 1 |
海王岸壁(9) | 220m | −7.5m | 15,000t(G/T) | 1 |
南水路桟橋 | 36m | −6.0m | 3,000t | 1 |
名称 | 延長 | 水深 | 船級(D.W.t) | バース数 |
---|---|---|---|---|
北陸電力A岸壁(10) | 373m | −10.0m | 15,000t | 2 |
北陸電力B岸壁(10) | 180m | −10.0m | 15,000t | 1 |
北陸電力C岸壁(10) | 175m | −8.0m | 7,000t | 1 |
北陸電力D岸壁(10) | 210m | −8.5m | 8,000t | 1 |
北陸電力E岸壁(10) | 140m | −8.0m | 7,000t | 1 |
北陸電力F岸壁(10) | 90m | −6.0m | 3,000t | 1 |
北陸電力G岸壁(10) | 150m | −5.5m | 7,000t | 1 |
北陸電力岸壁(11) | 140m | −5.0m | 1,000t | 2 |
北陸電力揚炭岸壁(11) | 285m | −14.0m | 60,000t | 1 |
北陸電力LNG桟橋(11) | 450m | −14.0m | 150,000t | 1 |
アイ・テック岸壁(12) | 130m | −7.5m | 5,000t | 1 |
名称 | 棟数 | 面積 |
---|---|---|
野積場(県営) | - | 216,768平方メートル |
貯木・木材整理施設(県営) | - | 415,873平方メートル |
くん蒸上屋(17) | 1棟 | 165平方メートル |
CFS(民営) | 9棟 | 26,554平方メートル |
倉庫(民営) | 29棟 | 34,808平方メートル |
名称 | 基数 | 荷役能力 |
---|---|---|
水平引込式クレーン(県営)(13) | 1基 | 600t/hr |
コンテナ専用クレーン(県営)(14) | 2基 | 45t・55t |
多目的橋形クレーン(県営)(15) | 1基 | 44t・20t |
バケットエレベーター式アンローダー(民営)(16) | 2基 | 1,000t/hr |
富山新港 おもな港湾施設(写真:国土交通省北陸地方整備局提供)
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