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更新日:2025年4月24日
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令和7年度は、独立行政法人国立重度知的障害者総合施設のぞみの園(以下「のぞみの園」という。)において実施されます。
のぞみの園では、各都道府県・政令指定都市から、受講者については2名ずつ、サブ・トレーナーについては1名ずつの推薦を受け付けるとされています。
本研修については、国において、将来的には都道府県で研修を実施する体制を整備する予定とされていることから、県における研修実施体制の確保を進める必要があります。
そのため、富山県では、受講者及びサブ・トレーナーともに、県における中核的人材養成研修の実施体制の確保や、広域的支援人材の育成など地域の強度行動障害を有する児者への支援体制を構築していくにあたっての役割期待などを踏まえ、のぞみの園の募集要件に県で定める要件を加えて以下のとおり選定基準を定め、令和7年度の中核的人材養成研修の推薦者を決定し、のぞみの園へ推薦することとします。
【選定基準】
(1)強度行動障害支援者養成研修(実践研修)を修了し、その内容を十分に理解している者
(2)これまで、県の強度行動障害支援者養成研修など強度行動障害支援に関する事業、地域の連携体制づくり・人材養成等に関与している者
(3)今後、県の本研修実施時の運営委員・講師等になる意向がある者
(4)研修修了後、県の本研修実施時の運営委員・講師等になることや国が示す広域的支援人材等として地域のために動くこと(人材育成・地域貢献)に対する所属先の理解がある者
(5)強度行動障害の状態にある者に対し、強度行動障害支援者養成研修で学んだ内容を実践するなどの直接支援を行っており、所属事業所において強度行動障害支援の中核的な役割を担っている者
(6)強度行動障害支援に関する豊富な知識・経験があり、他事業所等への助言経験がある者
※のぞみの園の募集要件を満たしたうえで、(1)から(5)は必須。(6)はあれば望ましい。
令和6年度障害福祉サービス等報酬改定等に関するQ&Aにおいて、下記のとおりとされています。
(中核的人材養成研修)
問11 中核的人材養成研修について、令和9年4月以降の実施方法等はどのようになるのか。
(答)
中核的人材養成研修については、告示上、「強度行動障害を有する障害者等の特性の理解に基づき、障害福祉サービス事業を行う事業所又は障害者支援施設における環境調整、コミュニケーションの支援並びに当該障害者等への支援に従事する者に対する適切な助言及び指導を行うための知識及び技術を習得することを目的として行われる研修であって、別表に定める内容以上のもの」としているが、研修の質を確保する観点から令和9年3月31日までの間は、のぞみの園が設置する施設が行う研修その他これに準ずるものとして厚生労働大臣が認める研修に限るとしているところである。令和9年4月以降の研修の実施方法等については、現在の研修の実施状況等を踏まえ引き続き検討し、令和8年度末までに改めて示すこととしている。
出典:令和6年度障害福祉サービス等報酬改定等に関するQ&A VOL.2(令和6年4月5日)
※Q&Aの全文は、「令和6年度障害福祉サービス等報酬改定について」のページを参照
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