安全・安心情報
更新日:2025年3月6日
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長引く症状(罹患後症状、いわゆる後遺症※)については、新型コロナウイルス感染症にかかった後、多くの方は良くなりますが、治療や療養が終わっても一部の方で長引く症状があることが分かってきています。
代表的な罹患後(かかった後の)症状は、疲労感・倦怠感、関節痛、筋肉痛、咳、喀痰、息切れ、胸痛、脱毛、記憶障害、集中力低下、不眠、頭痛、抑うつ、嗅覚障害、味覚障害 、動悸、下痢、腹痛、睡眠障害、筋力低下が報告されています。
このような症状が続いている場合には、まずは、かかりつけ医やお近くの医療機関にご相談ください。
WHO(世界保健機関)では、罹患後症状(いわゆる後遺症)について、「新型コロナウイルスに罹患した人にみられ、少なくとも2か月以上持続し、また、他の疾患による症状として説明がつかないもの、通常は発症から3か月経った時点にもみられる」と定義されています。
(主な症状と診療科)
実際の具体的な症状によって診療⇐科が異なる場合があります。目安としてご確認ください。
厚生労働省 新型コロナウイルス感染症に感染された方へ(リーフレット)(PDF:253KB)
罹患後症状については、まずはかかりつけ医や身近な医療機関にご相談ください。
かかりつけ医がない方や受診・相談先に迷う場合は、県のアンケート調査でホームページで公表にご同意をいただいた医療機関の一覧を作成しましたので、受診・相談先の参考としてください。
新型コロナウイルス感染症罹患後症状受診・相談先医療機関一覧(令和6年5月現在)
受診した場合の医療費については、通常の受診同様、所定の自己負担が発生いたします。また診療手続き等は医療機関によって異なります。
一覧にない医療機関においても、受診・相談等が可能な場合がありますので、まずはかかりつけ医や身近な医療機関等にご相談ください。
一覧には主な対象となる症状を記載してありますが、具体的な症状によって対応が難しい場合もありますので、参考情報としてご活用ください。
罹患後症状により生活や仕事など、日常生活が著しい制限を受ける場合などに、一定の保険料納付要件を満たせば、障害年金の対象となります。
障害者手帳は身体障害者手帳、療養手帳、精神障害者保健福祉手帳の3種の手帳を総称した一般的な呼称です。
生活のお困りの状況に応じて、就労や住まい等の支援を行っています。
治療と仕事の両立支援ナビ(厚生労働省のホームページ)(外部サイトへリンク)
支援に当たっての留意事項や準備事項、支援の進め方が記載された「ガイドライン」や「企業・医療機関連携マニュアル」、両立支援の取組事例などが掲載されています。
富山産業保健総合支援センターのホームページ(外部サイトへリンク)
治療と仕事の両立支援に関する相談(電話、メール、面談等)・個別訪問支援・個別調整支援を実施します。
新型コロナウイルス感染症診療の手引き 別冊 罹患後症状のマネジメント(PDF:5,670KB)
罹患後症状に関する国内外の知見、マネジメント方法や留意点、症例集などについてとりまとめたものです。第3.1版では、オミクロン流行期以降の科学的知見や、活用できる支援制度の一覧、罹患後症状に関するリーフレットなど、臨床で幅広く利用できる内容が新たに盛り込まれています。
東京都福祉保健局 新型コロナ後遺症ポータル(外部サイトへリンク)
医療従事者向けに、これまでに開催されましたオンライン研修会の動画が掲載されています。上記サイトの「医療従事者向け情報(研修会情報等)」からご覧いただけます。
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