福祉人材の養成・確保と資質の向上(介護福祉士等修学資金貸与事業等)
高齢・少子社会を迎え、増大かつ多様化する県民の福祉ニーズに適切に対応するため健康・福祉人材の養成・確保と資質の向上に努めています。
1 福祉カレッジの運営
本県の福祉人材の養成・確保に関する幅広いニーズに応える拠点として、平成7年10月に設置しました。福祉カレッジでは次の事業を行っています。
- 福祉及び介護に関する指導者の育成
- 社会福祉事業従事者に対する研修の企画及び実施・中堅リーダーの養成
また、介護実習・普及センターを設置し、次の事業を行っています。
- 高齢者、障害者に対する介護意識の啓発
- 介護知識、技術の普及
- 介護機器、住宅改造モデルの展示、相談事業
2 健康福祉人材センターの設置
健康・福祉人材センターでは次の事業を行っています。
- 福祉に関する啓発・広報
- 福祉人材の無料職業紹介
- 社会福祉事業に従事しようとする者に対する就職説明会、福祉講座の実施
- 福祉人材確保対策に関する事業
3 介護福祉士等修学資金貸与事業等
県社会福祉協議会が主体となり実施している下記の事業にて、修学資金等を貸与しています。
(1)介護福祉士等修学資金貸付事業(養成施設在学者向け)
介護福祉士・社会福祉士資格の取得を目指す学生に対し、修学資金を貸与しています。
- 貸与額(無利子)
- 修学費月額 50,000円以内
- 入学準備金 200,000円
- 就職準備金 200,000円
- 生活費加算 加算額は、貸付対象者の貸付申請時における年齢及び住居地に対応する区分の額を基本として加算
- 国家試験受験対策費 40,000円(年額)
- 対象人数 35名程度
- 対象者 介護福祉士又は社会福祉士の養成施設に在学し、卒業後、富山県内において介護等の業務又は相談援助の業務に従事される方
- 返還の免除 修学資金の貸与を受けた人が、養成施設を卒業した日から1年以内に富山県内において介護又は相談援助等の業務に従事し、その従事した期間が5年(中高年離職者等にあっては3年)に達したときは、貸与した修学資金の全部の返還を免除します。
(2)介護福祉士修学資金貸付事業(実務者養成施設在学者向け)
介護福祉士資格の取得を目指す実務経験者に対し、修学資金を貸与しています。
- 貸与額(無利子) 200,000円以内
- 対象人数 10名程度
- 対象者 介護福祉士実務者養成施設に在学し、卒業後、富山県内において介護等の業務に従事される方
- 返還の免除 修学資金の貸与を受けた人が、介護福祉士国家試験に合格した日から、1年以内に富山県内において介護等の業務に従事し、その従事した期間が2年に達したときは、貸与した修学資金の全部の返還を免除します。
(3)離職介護人材再就職準備金貸付事業
離職した介護人材のうち、介護職としての一定の知識及び経験を有する方に対し、再就職準備金を貸付しています。
- 貸与額(無利子) 400,000円以内
- 対象人数 80名程度
- 対象者 介護職員等としての実務経験を1年以上有し、介護福祉士・実務経験修了者・介護職員初任者研修修了者のいずれかに該当する方で、県内の居宅サービス、地域密着サービス、居宅介護支援、施設サービス、介護予防サービス、地域密着型介護予防サービス、介護予防支援を提供する事業所・施設、第一号訪問事業または第一号通所事業を実施する事業所に介護職員等として就職した方(介護職としての離職日から再就職する日までの期間が3ヶ月以上ある方)
- 返還の免除 介護職員等として就職した日から、県内において引き続き介護職員等として業務に従事し、その従事した期間が2年に達したときは、貸与した再就職準備金の全部の返還を免除します。
※富山県社会福祉協議会において実施しています。
お問い合わせは、健康・福祉人材センターまで
TEL 076-432-6156
http://www.toyama-shakyo.or.jp/jinzai/kakusyukashitsuke/#subtop
関連リンク
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