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トップページ > 県政の情報 > 広報・情報公開 > 広報紙・番組(テレビ、ラジオ)・新聞広報 > 広報紙 > 県広報とやま > 2024年 > 「県広報とやま」2024年6月号 NO.511 > 特集1 災害に備えよう 〜もしものときのために〜
更新日:2024年6月2日
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災害は、ある日突然起こります。災害はときに、多くの命や財産を奪っていきますが、日ごろからの備えで被害を小さくすることは可能です。災害の脅威から大切な命と暮らしを守るために、「自助」「共助」「公助」の視点から、防災の取り組みを続けていきましょう。
防災の基本は、「自分の命は自分で守る(自助)」こと。自分と家族の命を守るためには、一人ひとりの災害に対する心構えや知識、備えが重要です。
ハザードマップなどで、地域の災害リスクを知りましょう。危険個所や避難経路などを確認し、適切な避難行動を事前に知っておくことが大切です。
シームレスデジタル防災マップ
マイ・タイムラインとは、風水害などの自然災害に備えて、あらかじめ自分自身がとる避難行動を時系列的に整理した、一人ひとりの「避難行動計画表」です。いざというときに落ち着いて行動するために、それぞれのライフスタイルや災害リスクに合わせて避難行動計画を決めておきましょう。
家族や身近な人がバラバラの状態で被災することを想定し、連絡手段(安否確認)や合流する方法(避難所と経路)を事前に話し合っておくことも大切です。
「ローリングストック」で、食料品を消費しながら備蓄しましょう。非常持ち出し品も見直しをしましょう。
(ご家庭によっては常備薬、紙おむつ、粉ミルクなども必要)
災害の被害を最小限に抑えるために、日ごろから近隣住民や地域全体で互いに協力し、助け合って防災活動に取り組みましょう。
災害発生時、より多くの命を守るために、普段から声をかけ合ってみんなで防災訓練に取り組むことが大切です。災害時は、とくに高齢者や障害者など、自力での避難が困難な人々が取り残されてしまうケースが多いです。
ケアを必要とする人々を巻き込みながら、必要な支援や配慮について共に学び、避難訓練を通して、避難手順や経路の確認、避難生活を過ごす術などを身につけましょう。
「自分たちの地域は自分たちで守る」という考えに基づき、地域住民が自主的に防災活動を行う組織です。
○普段・・・防災訓練の実施や地区防災計画の作成、物資や資機材の整備など
○災害時・・・初期消火や避難誘導など
(「自主防災組織防災学習教材・自主防災組織活動ハンドブック」)
公助とは、行政による公的な支援のことです。防災に役立つ制度や仕組みを知り、積極的に活用しましょう。
県では、地域での防災活動の中核となる人材である防災士の養成研修を実施しており、受講料の一部を助成しているほか、各市町村での自主防災組織の活動に対して支援を行っています。
詳細はこちら「令和6年度富山県防災士養成研修の実施について」
県のHPでは、地震や津波、風水害についての基礎知識や避難行動、日頃の備え等をまとめたハンドブックなどを公開しています。適宜ご活用ください。
防災や災害支援、各種災害情報などについても県HPで情報を発信しています。
○富山防災WEB
富山県の防災情報サイトです。注意報・警報・避難情報・気象情報・防災啓発情報などを掲載しています!
○シームレスデジタル防災マップ
国や県、市町村が公表している防災関連情報を集約し、地図上に可視化した「シームレスデジタル防災マップ」を公開しています!
「シームレスデジタル防災マップ」はこちら(外部サイトへリンク)
○Yahoo!防災速報
○耳で聴くハザードマップ「Uni Voice Blind アプリ」
災害が与える影響は、人によって様々です。例えば女性が直面する問題は、避難所の間仕切りのない場所での着替えや授乳、女性用品の不足、育児や介護・家事の過度な負担、DVや性暴力の被害などがあります。こうした問題に対応するため、平常時から、男女共同参画の視点による地区防災計画の策定や避難所の運営の取組みを進めることが大切です。災害時に弱い状況にある人の立場で、対策を進めることが、防災や復興への回復力の強化につながります。
県防災・危機管理課 TEL.076-444-3187
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