更新日:2021年3月18日

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知事コメント(全日空の今後の運行について)[令和2年8月19日]

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 本日、全日空のホームページにおいて、冬ダイヤが始まる10月25日以降の予約ページが更新され、現行の羽田便の1日4往復体制、札幌便の1日1往復体制が維持されることを前提に、予約の受付が始まったところである。全日空からは、冬ダイヤの正式なプレスリリースは9月上旬の予定と聞いているが、現行の運航体制が維持される見込みであることが明らかとなった。

 7月29日に全日空の第一四半期の決算発表があり、新型コロナウイルス感染症の影響により、航空需要が著しく減少し、経営状況が大変厳しい状況にあることから、全日空では、事業構造改革として、高収益路線に経営資源を集中する方針を示された。このため、先日(8月5日)、全日空本社を訪問して、平子社長に対し、羽田便、札幌便を含む地方航空路線の重要性を訴え、便数の維持などを要望したところであり、本県の要望に対してご配慮いただいたものと考えている。

 県では、両便の利用を促進するため、首都圏等からのツアー造成に対する助成、オンライン旅行会社と連携したキャンペーン、富山きときと空港から羽田経由の乗継利用旅行商品造成に対する助成などを実施しているが、利用状況によっては、当面、便数は維持するものの、一部運休の可能性があるとも伺っており、県民の皆さんには、こうした助成制度の活用をご検討いただきたい。

 今般の新型コロナウイルス感染症の拡大により、東京一極集中型の社会構造リスクが改めて明らかとなったところであり、この機会に、我が国の社会構造を「地方分散型」に変え、真の地方創生を実現していくことが重要である。

 そのためにも、地方航空ネットワークは、極めて重要な役割を担うものであり、今後とも、県民の皆さんとともに、羽田便及び札幌便の維持・活性化に向け、新型コロナウイルスの感染状況を見極めながら、さらなる利用促進を図ってまいりたい。

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