平成27年度富山県男女共同参画社会に関する意識調査結果
平成27年10月~11月に実施した標記調査について、このたび結果がまとまりました。本調査結果については、今後、男女共同参画関係施策の基礎資料として活用していく予定です。
1 調査概要
- (1)調査対象:県内全域の満20歳以上の男女各600人(計1,200人)
- (2)調査時期:平成27年10月27日~11月24日
- (3)調査方法:調査員による留置調査
- (4)回収率:83.3%(男性488人 女性512人 計1,000人)
2 調査結果の概要(詳細は別紙のとおり)
- (1)男女の地位の平等感には概ね改善の傾向が見られるが、依然として「社会通念・慣習等」、「政治」の分野では、約7割の人が不平等(男性の方が優遇されている)と感じている。
- (2)「夫は仕事、妻は家庭」という考え方に「反対」の人は58.6%で、男性の「反対」が初めて5割を超え、固定的役割分担意識は低下している。
- (3)家事等の役割分担は「夫婦〔同じ程度〕」が、家事(11.7%)、育児(16.6%)、介護(26.5%)といずれも前回調査より増加したが、家事、育児の約8割は依然として妻が主に担っている。
- (4)女性が働き続けるために必要なことは、「保育所や学童クラブなどの環境整備」(74.5%)、「職場における育児・介護との両立支援制度の充実」(50.1%)、「男性の家事参加への理解・意識改革」(46.1%)の順だった。
- (5)男性の家事・育児参画については、「男性も家事・育児を行うことは、当然である」と考えている人が男女ともに5割を超えているが、一方で、約4割の人が「仕事と両立させることは現実として難しい」と感じている。
平成27年度富山県男女共同参画社会に関する意識調査報告書
別添関連ファイルをご覧ください。
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