予算のページ
国の「歳入」・「歳出」を見て、税とそのゆくえを調べてみましょう。
国の歳入
国の収入・支出にかかわる事務は、4月から翌年3月までの「会計年度」という期間の中で行われ、この1年間に得た国の収入のことを「歳入」、支出のことを「歳出」といいます。歳入の中でも「租税・印紙収入」が大きな割合を占めていることがわかります。
また、歳出から国の借金である国債の元利払いに充てられる費用「国債費」を除いたものを「基礎的財政収支対象経費」 といいます。
一般会計歳入額(令和6年度当初予算)
国の歳入 | |
---|---|
所得税 | 商売をしている人や会社員など、個人の所得(もうけ)に対してかかる税です。 |
消費税 | 商品の販売やサービスの提供などの取り引きにかかる税です。 |
法人税 | 会社などの所得(もうけ)に対してかかる税です。 |
酒税 | お酒にかかる税です。 |
その他の税収 | 上記以外の国税です。 |
印紙収入 | 収入印紙(特定の文書の作成などに必要)の販売収入です。 |
その他の収入 | 国の施設使用料や手数料など上記以外の収入です。 |
公債金収入 | 国が国民や金融機関などから借り入れるお金です。 |
国の歳出
一般会計歳出額(令和6年度当初予算)
国の歳出 | |
---|---|
社会保障関係費 | わたしたちの健康や生活を守るために使われます。 |
公共事業関係費 | 道路や住宅などの整備のために使われます。 |
文教及び科学振興費 | 教育や科学技術をさかんにするために使われます。 |
防衛関係費 | 国の防衛のために使われます。 |
地方交付税交付金 | 県や市町村の財政をおぎなうために使われます。 |
国債費 | 国が借りたお金や利子などを返すために使われます。 |
その他 | 上記以外のものに使われます。 |