今回調査結果のポイント −二人以上の世帯−
用語の解説 1 所有数量 1000世帯当たりの所有数量を表す。(720世帯の推計結果を1000世帯当たりに換算) 2 増減率 特に年次の表示がない限り,平成11年11月から16年10月までの5年間の増減率である。 3 普及率 当該主要耐久消費財を所有している世帯の割合をいう。
1 情報・通信関連の耐久消費財が大幅増加(図2)
・携帯電話(PHSを含む)の所有数量は1,907台(全国第12位)で、平成11年の1,135台(全国第14位)に比べ
68.0%増加し、普及率は平成11年の66.0%(全国第18位)から87.2%(全国第9位)に上昇。
・パソコンの所有数量は991台(全国第20位)で、平成11年の517台(全国第9位)に比べ 91.7%増加し、普及
率は平成11年の38.7%(全国第13位)から71.7%(全国第13位)に上昇。
・DVDレコーダー(今回新規調査品目)の所有数量は311台(全国第5位)、普及率は26.2%(全国第13位)と
なった。
2 自動車 〜軽自動車、普通自動車が増加、新車で購入した世帯の割合全国第2位〜
(図3、表3)
・自動車の所有数量は2,020台(全国第6位)で、平成11年の1,969台(全国第5位)に比べ2.6%増加し、
普及率は平成11年の94.6%(全国第5位)から95.7%(全国第5位)に上昇。内訳では,小型自動車などが
減少する一方で、軽自動車及び普通自動車は増加。また、全世帯のなかで1台でも新車で購入した世帯の
割合は11年の 80.6%(全国第7位)から85.2%に上昇し、全国第2位となった。
3 耐久消費財の複数所有化 〜ルームエアコン、自動車〜 (図4)
・ルームエアコンを3台以上所有する世帯の割合は、平成11年の39.4%(全国第15位)から49.2%(全国
第14位) に上昇。特に、4台以上所有する世帯の割合が28.4%(全国第13位)と最も大きい。
・自動車を2台以上所有する世帯の割合は、平成11年の67.2%(全国第4位)から70.3%(全国第4位)に
上昇。
・温水洗浄便座の所有数量は939台、普及率は71.2%で、平成6年調査から3回連続全国第1位。
・空間占拠型耐久消費財であるサイドボード・リビングボード、整理だんすなどは、所有数量が全国上位
にランクイン
(参考)
◎統計表 主要耐久財の1000世帯当たり所有数量および普及率