・作物(露地)の生産 〜 稲作中心の構成 〜
販売目的で露地に作物を作付けた農家は38,549戸(販売農家数に占める割合 97.8%)であった。
また、作付面積では稲が88.5%で最も多く、次いで豆類7.5%、野菜類1.3%の順となっている。豆類は大豆が主で、米の生産調整による基幹作物として導入されていることが富山県の特色となっている。
表11 販売目的で作付けした作物(露地)の類別作付面積と構成比(販売農家) 単位:ha、戸、% 区分 合計 稲 麦類 豆類 野菜類 花き類・花木 その他 農家数 38,549 38,120 732 6,584 2,736 560 2,446 構 成 比 100.0 98.9 1.9 17.1 7.1 1.5 6.3 作付面積 42,077 37,229 390 3,155 531 290 482 構 成 比 100.0 88.5 0.9 7.5 1.3 0.7 1.1 全国構成比 100.0 62.0 8.0 4.5 10.4 1.2 14.0 ※ 農家数の合計は実農家数。作物別の農家数は重複しているので合計と一致しない
・施設園芸 〜 1戸当たりの施設面積が拡大 〜
施設のある農家数は641戸で、前回に比べ6.8%減少したものの、1戸当たりの施設面積でみると、ハウスは8.8aで前回に比べ20.5%、ガラス室は6.0aで前回に比べ33.3%、それぞれ増加した。
表12 施設のある農家数と施設面積(販売農家) 単位:戸、a、% 区分 平12 A 平7 B 増減率 A/B 施設のある実農家数 641 688 △ 6.8 ハウス 599 622 △ 3.7 ガラス室 91 118 △ 22.9 施設面積 ハウス 5,251 4,543 15.6 ガラス室 545 535 1.9 1戸当たり面積 ハウス 8.8 7.3 20.5 ガラス室 6.0 4.5 33.3 ・家畜 〜 飼養農家数は大幅に減少、1戸当たりの飼養頭羽数は増加〜
家畜の飼養農家数は、前回に比べいずれの畜種とも大幅に減少している。特に採卵鶏が70.0%、豚が48.0%と減少幅が著しい。なお1戸当たりの飼養頭羽数はいずれの畜種とも増加しており、とくに採卵鶏が234.9%、肉用牛が48.4%と大幅に増加している。
表13 家畜を販売目的で飼養している農家数と飼養頭羽数(販売農家) 単位:戸、頭、百羽 区分 農家数 頭羽数 1戸当たり飼養頭羽数 平12 A 平7 B 増減率 A/B 平12 A 平7 B 増減率 A/B 平12 A 平7 B 増減率 A/B 乳用牛 95 133 △ 28.6 3,671 4,564 △ 19.6 38.6 34.3 12.5 肉用牛 79 125 △ 36.8 5,472 5,833 △ 6.2 69.3 46.7 48.4 豚 26 50 △ 48.0 18,260 27,975 △ 34.7 702.3 559.5 25.5 採卵鶏 24 80 △ 70.0 3,335 3,317 0.5 139.0 41.5 234.9 ブロイラー 7 9 △ 22.2 3,803 3,930 △ 3.2 543.3 436.7 24.4
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