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更新日:2023年9月11日
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高校生とやま県議会は、高校生の主体的な政治参加意識や地域社会へ参画する意識の向上を図ることを目的に平成28年度より実施しています。
6回目の開催となる令和4年度は、県内高等学校等の生徒会代表40名(2年生)が、テーマごとに五つの委員会に分かれて7月から話し合いを重ね、12月16日の本会議で「ワクワクとやまの創造」をテーマに提案発表をしました。
また活動の中で、県政に関心を持ち政治への参加意識を高めるために、講演会や知事・県議会議員との意見交換会、関係室課との懇談会、議会傍聴を実施しました。
ワクワクとやまを創造するために、高校生が考える「○○○」
令和4年7月26日(火曜日)
講演会(リモート)
講師 株式会社POTETO Media 代表取締役社長 古井康介氏
演題 「everyone politics!」
リモートでしたが、高校生議員とのやり取りも多く行われました。
委員会活動
KJ法を用いてテーマの絞り込み
令和4年8月19日(金曜日)
知事との意見交換会
県議会議員との意見交換会
関係各室課の担当者との懇談
委員会活動
12月の本会議に向けて提案内容を協議
令和4年9月12日(月曜日)
議会傍聴
委員会活動
提案発表に向けて原稿・資料づくり
それぞれの委員会の進捗状況を報告
令和4年12月16日(金曜日)
活動の集大成として、五つの委員会が県政に対する提案発表を行いました。
どの委員会も高校生らしい柔軟な発想で、「ワクワクとやまを創造」するための様々なアイデアを生き生きと発表しました。
産業の活性化には「教育」が必要不可欠である。しかし、後継者不足による伝統技術の継承問題やコロナ禍による学校教育の変化など、教育においてもこれまでになかった問題に立ち向かう必要がある。そこで、デジタル化を利用した新しい教育のカタチを提案。
富山県の少子化の進行を遅らせるためには、県外への人口流出を防ぎ、県の育児の体制を整えることが必要である。さらに、高校生のころから結婚・育児について考えていくことで、より効果的な少子化対策が行えると考え、高校生が結婚・育児に目を向けるきっかけづくりを提案。
担い手の高齢化と若年層の少なさという問題についての提案。これらにより、農業に対して持っていた「つらい」、「たいへん」、「古い」といった固定概念が払拭され、ICTを利用した農業の新しいイメージが広がっていき、農業への興味が増加することが期待されると考えた。
「男性と比べ女性は家庭の負担が重い」、「男性は育休がとりにくい」などと感じている従業員や企業が多いのが現状である。女性が輝ける社会をつくるには、労働環境が家庭や自分自身のことも大切にしながら働ける環境に変わる必要がある。理想の富山は「女性が自分の生き方を自由に選択できる社会」であると考え、提案。
高校卒業が県外に移動するタイミングであることから、大学進学する前に富山県の魅力をさまざまな視点から伝えることで、「地元に戻って就職したい」、「富山に住みたい」と思う人を増やすことにつながると考え、若者に向けた提案。
聴いてくださる方々に伝わるよう、パワーポイントで提示
各委員会の提案内容をまとめた委員長報告も実施
各委員会の提案について、知事から講評をいただきました。
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