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更新日:2021年6月21日

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プラスチックトレイ削減に向けたモデル事業の実施結果について(チェンジ・トレイ実証モデル事業)

目的

プラスチックの排出抑制を図るため、県民が日常生活で多く利用している食品トレイについて、スーパー等の事業者におけるノートレイやエコトレイへの転換を目指すものです。

事業内容

スーパー等の事業者3社3店舗にご協力いただき、令和3年の2月から3月にかけてプラスチックトレイのノートレイやエコトレイへの転換を行うモデル事業を実施しました。また、モデル事業の実施結果について事例集として取りまとめました。

1.協力事業者

県内に店舗を持つスーパー等の事業者

2.実施方法、調査・検証方法

各店舗にて、従前の商品とトレイの削減・転換を行った商品の比較販売を行い、売行き、店舗側作業の変更状況などを把握するとともに、消費者へのヒアリングを実施し、事例ごとの効果や課題を整理しました(各店舗1週間程度の実施期間を設定)。

実施結果概要

(1)得られた主な知見

  • 1商品当たり5~10円程度の売価アップであれば、ノートレイ、エコトレイを選択する消費者が多く、環境配慮のため価格が高くなった商品販売への理解は十分にあると考えられる。ただし、商品の価格帯が低くなるとその割合は低くなる。
  • バイオマス割合が低めで(~10%程度)、小型のものであれば、従来のPET(ポリエチレテレフタラート:透明)トレイと同程度の価格のバイオマスプラスチックトレイも調達可能。しかしながら、PSP(ポリスチレンペーパー:白色)トレイに価格的に代わるものは現時点では見当たらない。
  • 真空パック包装などのノートレイについては、「かさばらない」「そのまま冷凍しやすい」など、トレイ削減以上のメリットを感じる消費者が多い。
  • 従来品を購入した理由としては「価格が高いから」「トレイを皿代わりとして利用したい」という意見があった。

(2)ノートレイやエコトレイへの転換を目指すうえで必要となること

  • ノートレイについての消費者、事業者へのより一層の周知(メリットを中心に)
  • ノートレイやエコトレイの低価格化、多様化(国などへの要望、トレイメーカー等への相談)
  • トレイの削減・転換に先進的に取り組む事業者の応援、PR

調査結果・事例集

事例集の抜粋

(1)ノートレイ・エコトレイ転換の実施事例

1.豚肉を真空パック包装に(ノートレイ)

【方法】 白色トレイ包装の豚ロース肉を真空パック包装に変更
【作業面の変更点】 新たに専用機器による包装作業が発生(専門の作業員が必要)
【費用面の変更点】 真空パック用袋が従来のトレイより5円程度安くコストダウンとなる
【メリット】

トレイ包装よりかさばらないため、多くの商品を陳列できる

など

【デメリット】 作業体制の変更が必要、トレイ包装に比べて見栄えで劣るように感じる
【その他】 冷凍保存しやすそう、肉質が悪いのではと考えてしまうなどの消費者の意見あり

 

2.惣菜をバイオマスプラスチックトレイ包装に(エコトレイ転換)

【方法】 白色トレイ包装の惣菜をバイオマスを数%配合するトレイ包装に変更
【作業面の変更点】 なし
【費用面の変更点】 従来のトレイに比べ1枚10円程度高いためコストアップとなる
【メリット】

見栄え、性能が従来品と変わらないため違和感なく受け入れられる

など

【デメリット】 資材調達に係るコストアップとなる
【その他】

サイズや納入規模によっては従来品と変わらない価格のバイオマスプラスチックトレイも出てきている

 

(2)消費者の反応

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(3)販売価格等による売行きの違い

商品等 商品の価格帯

ノートレイやエコトレイ転換

による従来品との価格差

従来品販売割合

エコトレイ転換

商品販売割合

豚肉の真空パック包装 約500円 -5円 37% 63%
揚物の紙袋包装 約100円 +10円 63% 37%
惣菜のバイオマスプラトレイ包装 約100円 +5円 35% 65%
揚物の紙トレイ包装 約500円 +10円 53% 47%

※期間中一週間において比較販売し、従来品とノートレイ・エコトレイ転換商品の売れ行きの割合を示したもの。

価格が安い方が選ばれる傾向にあるが、一部、5円程度割高のエコトレイ転換商品(惣菜)がより多く選ばれるケースもあった。

 

お問い合わせ

所属課室:生活環境文化部環境政策課地球環境係

〒930-0005 富山市新桜町5-3 第2富山電気ビルディング8階

電話番号:076-444-8727

ファックス番号:076-444-3480

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