県内新設住宅着工戸数の状況について（令和4年度）

令和4年度の県内の新設住宅着工戸数は、前年度比5.7％減の5,337戸となりました。その概要は次のとおりです。

令和4年度の新設住宅着工戸数について

本県の令和４年度の新設住宅着工戸数は5,337戸で、昨年度の5,660戸に比べてマイナス323戸、5.7％減となり、５年ぶりの増加となった昨年度から再び減少する結果となりました。

利用関係別戸数の内訳をみると、持家が8.0％減の2,842戸、貸家が0.9％増の1,833戸、分譲住宅が16.4％減の608戸となりました。

また、建方別の内訳では、一戸建が8.1％減の3,348戸、長屋建が12.8％増の946戸、共同住宅が11.3％減の1,043戸となりました。

令和４年度の新設住宅着工戸数は、建設コスト等物価上昇の影響を受け減少したと考えられます。

今後の動向としては、建設コスト等の高止まりの影響はあるものの、住宅ローン金利が低水準であることや住宅ローン減税などの住宅取得に係る経済対策が行われていることもあり、今後の動向を注視していく必要があります。