更新日:2021年3月25日

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(3)原因究明、健康とくらしを守る動き

ものしりクイズに挑戦

イタイイタイ病の原因をさぐる動きがはじまる

  • 新聞で報道され、イタイイタイ病が多くの人に知られるようになると、原因(げんいん)をつきとめようと、国や県、そしてたくさんの医師(いし)や研究者が調査(ちょうさ)や研究をはじめました。
  • その中に、神通川(じんづうがわ)上流にある神岡鉱山(かみおかこうざん)から流れ出したカドミウムが原因だという発表がありました。

住民が団結し裁判を起こす

明治時代の中ごろから、農業や漁業の被害(ひがい)を受けたり、健康への被害を受けたりして長い間苦しんでいた神通川流域(りゅういき)の住民たちは団結し、神岡鉱山を経営していた三井金属鉱業(みついきんぞくこうぎょう)に対して、1968(昭和43)年、裁判(さいばん)を起こしました。

イタイイタイ病の原因はカドミウムとされ、住民が裁判に勝利

  • その後、当時の厚生省(こうせいしょう)という国の役所が、イタイイタイ病は公害で、その原因は神岡鉱山から出たカドミウムだということを発表しました。
  • この厚生省の発表も力となって、裁判は1971(昭和46)年、公害病としては日本ではじめて、被害者である住民たちが勝利しました。そして、その後の2審(しん)でも同じように住民たちが勝利しました。

原因となった企業との3つの取決め

裁判が終わった次の日、住民たちは三井金属鉱業の本社で、「患者(かんじゃ)に対する損害賠償(そんがいばいしょう)」、「公害の防止(ぼうし)」、「汚染(おせん)された土地の復元(ふくげん)」の3つについて取決めを結びました。
裁判に勝ったんだね。本当にうれしそうだね。

『北日本新聞』(1972(昭和47)年8月9日)

お問い合わせ

所属課室:厚生部イタイイタイ病資料館 

〒939-8224 富山市友杉151 

電話番号:076-428-0830

ファックス番号:076-428-0833

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