更新日:2021年2月26日

ここから本文です。

と畜検査でみられる病気(全身性疾患)

豚丹毒

豚丹毒の写真

  • 豚丹毒(とんたんどく)は豚丹毒菌(Erysipelothrixrhusiopathiae)が原因で起こる豚の病気で、蕁麻疹型(皮膚に特徴的な斑点が出来る)、関節炎型(関節が腫れる)、心内膜炎型(心臓の弁に菌のかたまりが出来る)に分けられます。
  • この病気は人畜共通感染症(人にも感染する病気)で、人が豚丹毒菌に感染した場合は類丹毒(るいたんどく)と呼びます。
  • 本病は家畜伝染病予防法における、届出伝染病に指定されています。(家畜伝染病予防法第四条第一項)

黄疸

黄疸の写真

  • 胆汁(肝臓で作られる液体)の色素が血液中にたまり、その結果、臓器や筋肉が黄色を呈することを黄疸(おうだん)といいます。
  • 黄疸の原因には、感染症によるもの、肝臓の病気によるものなどがあります。
  • 高度な黄疸については、食用にならずに全部廃棄となります。

尿毒症

尿毒症の写真

  • 尿毒症とは腎臓などの泌尿器系(尿の生成および排泄にあずかる器官系)に障害が起こり、尿を排出することが困難になり、結果として枝肉に強い尿臭が認められるものをいいます。
  • と畜検査の結果尿毒症と診断された場合には、全部廃棄となります。

膿毒症

膿毒症の写真

  • 膿毒症(のうどくしょう)とは、化膿を引き起こす菌が体内に侵入し、臓器や筋肉に転移性の化膿巣(全身ところどころの膿のかたまり)を作ったり、発育不良を引き起こしたりするものをいいます。
  • このような場合には、と畜検査において膿毒症と診断され、全部廃棄となる場合があります。

水腫

水腫の写真

  • 余分な水分が筋肉の間などにたまる状態を水腫といいます。
  • また、皮膚の下に起こる水腫を、特に浮腫といいます。
  • 肉用牛に多い筋肉の水腫(いわゆる「ズル」)は、ビタミンAの不足している飼料(エサ)を与えた場合に起こると言われています。
  • 水腫が部分的にあるものは、その部分のみの廃棄になります。しかし、高度なもの(水腫が全身に広がっているもの)の場合は全部廃棄となります。

敗血症

敗血症の写真

  • 病原性の強い細菌の感染によって血液中に細菌が入り、さらに増えることにより全身の病気を引き起こすものを敗血症といいます。
  • 実際の現場において敗血症と診断するものには疣贄性心内膜炎や全身性抗酸菌症などがあります。
  • 細菌の培養(細菌を増やす作業)や病理検査(顕微鏡による検査)を行い、敗血症であるかどうかを判断します。


前のページ12

お問い合わせ

所属課室:厚生部食肉検査所 

〒934-0035 射水市新堀28-4 

電話番号:0766-86-2387

ファックス番号:0766-86-2739

関連情報

 

このページに知りたい情報がない場合は

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?