更新日:2026年3月18日

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富山県の梅毒の発生状況

2006~2025年に感染症発生動向調査にて報告された富山県内の梅毒症例393例を対象に解析を行いました。

富山県の梅毒の発生動向は、全国と同様、異性間の性的接触により、男女ともに増加傾向にあります。
感染者の年齢分布は、男性では30歳代が最も多く、20~60歳以上の各年代に幅広く分布しています。女性では20歳代が最も多く、20~50歳代の各年代に幅広く分布しています。
直近5年(2021~2025年)の病型別報告数は、男性ではⅠ期が最も多く、女性ではⅡ期が最も多く報告されました。

 

梅毒報告数の推移(全国、富山県男女)

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  • 全国と同様に富山県内でも梅毒報告数の増加がみられます。2025年には56例の報告があり、現在の感染症発生動向調査による報告が始まった1999年以降最多となりました(2026年2月25日時点速報値)。

 

富山県の梅毒報告数の推移(年齢階級別、2006~2025年、5年ごと)suii4.png
  • 2016~2020年と比較して直近5年(2021~2025年)は、男性では30歳代と50歳以上で大きく増加し、女性では20歳代、40~50歳代で大きく増加しました。
  • 直近5年(2021~2025年)の年齢分布は、男性では、30歳代(46例、27.7%)が最も多く、20~60歳以上の各年代に幅広く分布していました。
    女性では、20歳代(22例、38.6%)が最も多く、20~50歳代の各年代に幅広く分布していました。
    →男性では、全国と同様の年齢分布でした。
     一方、女性では、20歳代が約半数を占める全国と比較して、富山県の梅毒症例は、年齢層が高い傾向がありました。(全国データのリンク(外部サイトへリンク)

 

富山県の梅毒報告数の推移(病型別、2006~2025年、5年ごと )

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  • 2016~2020年と比較し2021~2025年は、男性はⅠ期・Ⅱ期、女性はⅡ期の報告数が増加しました。
  • 直近5年(2021~2025年)の病型別報告数は、男性ではⅠ期(88例、53%)が最も多く、女性ではⅡ期(28例、49%)が最も多く報告されました。

 

富山県の梅毒報告数(接触相手別、2006~2025年、5年ごと )

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  • 富山県での報告数の増加は、男女ともに主に異性間での性的接触による感染の増加がその理由と考えられました。
    →全国では、かつて男性の同性間接触による増加が見られましたが、富山県では同様の増加は見られませんでした。

     
直近6か月以内の性風俗産業の利用歴(男性)、従事歴(女性)(2019*~2025年)

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  • 男性209例のうち、113例(54%)が性風俗産業の「利用歴あり」でした。一方、女性67例のうち、13例(19%)が性風俗産業の「従事歴あり」でした。
    →全国では、性風俗産業の利用歴のある男性、従事歴のある女性の割合は、いずれもおよそ30~40%であり、富山県は全国と比べて、男性の性風俗産業の利用歴ありの割合が高く、女性の性風俗産業の従事歴ありの割合は低い傾向です。

*2019年から、梅毒の診断を行った医師からの報告様式に 「性風俗産業の利用歴/従事歴(直近6か月以内)」の報告が追加されました。

 

お問い合わせ

所属課室:厚生部衛生研究所研究企画部

電話番号:0766-56-5431

ファックス番号:0766-56-7326

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