安全・安心情報
更新日:2025年4月30日
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急性呼吸器感染症(Acute Respiratory Infection:ARI)とは、急性の上気道炎(鼻炎、副鼻腔炎、中耳炎、咽頭炎、喉頭炎)又は下気道炎(気管支炎、細気管支炎、肺炎)を指す病原体による症候群の総称です。インフルエンザ、新型コロナウイルス、RSウイルス、咽頭結膜熱、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、ヘルパンギーナなどが含まれます。
厚生科学審議会感染症部会での審議を経て感染症法施行規則の改正により、令和7年4月7日から急性呼吸器感染症が感染症法上の五類感染症に位置付けられ、定点サーベイランス(ARIサーベイランス)の対象となります。
急性呼吸器感染症(ARI)サーベイランスは、下記の症例定義に一致する患者数の動向を把握する症候群サーベイランスです。
咳嗽(がいそう)、咽頭痛、呼吸困難、鼻汁(びじゅう)、鼻閉(びへい)のいずれか1つ以上の症状を呈し、発症から10日以内の急性的な症状であり、かつ医師が感染症を疑う外来症例
ARIと診断された一部の患者様から採取された検体を用いて、富山県衛生研究所ウイルス部にて、下記の呼吸器ウイルスの遺伝子検査を行います。
結果は、月単位でHP(準備中、5月末公開予定)にて情報還元致します。
本サーベイランスの対象になると医師が判断した一部の方には、検体採取にご協力いただくことがあります。
検査対象病原体:インフルエンザA/B、SARS-CoV-2、RSウイルスA/B、ヒトパラインフルエンザウイルス1~4、ヒトメタニューモウイルス、ヒトライノウイルス・ヒトエンテロウイルス、ヒトアデノウイルス
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