平成27年度富山県歳入歳出決算の概要

H28年8月5日　発表

• 歳入では、法人事業税や地方消費税の増収などにより県税が増加した一方で、県債の発行が大幅に減少したことなどにより、6年連続の減少となった。
• 歳出では、厳しい財政環境の中、引き続き行財政改革に真摯に取り組みつつ、「元気とやま」の創造に向け、北陸新幹線の開業効果をとやまの未来創生につなげていくため、若者や女性がいきいきと働き暮らせる魅力ある地域づくりや定住・半定住の環境づくり、観光の振興、地域の拠点と周辺との交通ネットワーク整備に取り組むとともに、健康でともに支えあう社会の形成、地域を担う人づくり、子育て支援・少子化対策の推進等に取り組んだ。
  また、ものづくり産業・伝統工芸品産業の振興やものづくり人材の確保・育成、農林水産業の振興や6次産業化の推進など本県産業の成長につながる施策や「新・元気とやま創造計画」を着実に推進するため、5つの重点戦略や重要政策「人づくり」に位置づける事業にも積極的に取り組んだ。
  一方、鉄道資産取得等のためのあいの風とやま鉄道株式会社への補助金や中小企業向けの貸付けが減少したことなどにより、歳出全体では6年連続の減少となった。
• 実質収支は、平成17年度以降で最大となる7億21百万円となり、前年度より61百万円増加した。

関連ファイル

平成27年度富山県歳入歳出決算要旨（ワード：117KB）