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更新日:2023年11月16日

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富山県 News Release MAKE TOYAMA STYLE

ツキノワグマによる人身被害の発生及び出没警報(第5報)の発令について

発表日 2023年11月16日(木曜日)

本日(11月16日(木曜日))、クマによる人身被害(今年度7例目)が発生しました。

被害発生を受け、ツキノワグマ管理計画に基づき、富山県ツキノワグマ出没警報(第5報)(PDF:535KB)を発令します。

1.内容

本日(11月16日(木曜日))、クマによる人身被害(県内7例目)が発生したことから、別添のとおり「ツキノワグマ出没警報(第5報)(※)」を発令します。

(※)クマによる人身被害が平野部や市街地等で発生した場合や被害の程度が大きい場合、大量出没の恐れがある場合などに発令し、市町村やマスコミを通じて幅広く広報し、クマに対する住民への注意喚起を徹底しています。

2.人身被害発生の概要

被害発生日時 令和5年11月16日(木曜日)午前9時50分頃
発生箇所 富山市 上今町 地内
被害者 男性 59歳 1名
男性 72歳 1名
計2名
遭遇時の状況

親戚等を含めた5名で柿の木の伐採作業中にクマを確認。72歳男性が確認に向かったところ、クマに襲われてしまい、59歳男性が助けに入ったところ、クマに襲われたもの。

被害者の状況
  • 72歳男性については顔面負傷(全治2か月)
  • 59歳男性については左大腿部負傷(全治1か月)
対応の状況
  • 加害個体については逃走。
  • 防災ヘリ、ドローンを使っての捜索。
  • 富山市、捕獲隊、警察で現地パトロールを実施。
  • 地元町内会、学校関係者等への注意喚起を実施。

3.県内のクマの出没状況等について

今年の秋は、県内全域でどんぐりが不作となっており、クマがエサを求めて人里に出没する件数が急増しています。

10月に入ってからクマの出没件数は11月16日(11時時点)までの集計で382件となっており、すでに昨年の10、11月2か月の出没件数(28件)の約13倍と、昨年の出没を大幅に超える状況となっています。

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生活環境文化部 自然保護課 野生生物係

076-444-3397

中島、小塚