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更新日:2026年6月9日
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発表日 2026年6月9日(火曜日)
食品研究所では、県内清酒の付加価値向上を視野に入れ、株式会社高澤酒造場ならびに孫田宝幸園と共同で、「ヒミクヅロキクザクラ」を分離源とする醸造酵母の分離に取り組み、高澤酒造場よりこの酵母を用いた清酒「AKEBONO SUNRISE」の製品化に至りました。自然界からの醸造酵母の単離・利用は、これまでにない風味の清酒を醸すことだけが目的ではなく、地域のご神木の花から分離を行うことで、地域に暮らす人々の思いを商品に付加させることができると考えます。メディア向けの商品発表会を次のとおり開催いたしますので、ご案内します。
令和8年6月12日(金曜日)午前10時より
株式会社 高澤酒造場 (氷見市北大町18-7)
髙澤 龍一(株式会社高澤酒造場)
孫田 幸政(孫田宝幸園)
横井 健二(富山県農林水産総合技術センター食品研究所)
野地 秀和(富山県農林水産総合技術センター食品研究所)
清酒製造に用いられる酵母といえば、日本醸造協会が頒布しているきょうかい酵母、北陸では北陸酒造技術研究会が頒布している金沢酵母が有名ですが、食品研究所では以前より県内に自生する植物などから微生物の単離を行っており、そのなかから清酒製造に用いることができる酵母を県内の酒造業者に提供して来ました。
今回、協力2社からのご要望を受け、氷見市に古くから根ざし、固有品種である「ヒミクヅロキクザクラ」からの清酒製造用酵母の単離を行いました。花を用いて菌を増やした後に、アルコール発酵能および清酒としての風味の確認を行い、そのどちらもが優れている株を選抜しました。この酵母の属種同定を行い、醸造・発酵用として有用、安全な菌種であるSaccharomyces cerevisiaeであることを確認しました。高澤酒造場での実地醸造を経て、製品化に至りました。

部局・担当名 |
電話番号 |
担当者 |
|---|---|---|
農林水産部 農林水産総合技術センター食品研究所 |
076-429-5400 |
横井、野地 |