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更新日:2024年8月19日

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「フライアッシュコンクリート試行工事」についてのお知らせ

フライアッシュコンクリートとは、フライアッシュを混和材として用いるコンクリート及びフライアッシュセメントを用いるコンクリートです。
(フライアッシュ:石炭火力発電所で石炭を燃やした後に排出される石炭灰のうち、電気集塵機で採取される球形微粒子)
フライアッシュコンクリートには、耐久性の向上、アルカリシリカ反応(ASR)抑制効果等の特性があります。

県土木部では、下記のとおりフライアッシュコンクリート試行工事を実施しています。

1 試行対象工事

発注者で指定する工事、受注者が希望する工事

2 適用マニュアル

試行工事の実施にあたっては、「北陸地方におけるフライアシュコンクリートの配合・製造及び施工マニュアル(案)(平成30年12月)」(北陸地方におけるコンクリートへのフライアッシュへの有効利用促進検討委員会:以下 委員会という)に準拠するものとする。

3 設計図書、参考資料の取扱い

  • (1)名称の扱い
    試行工事の対象となる構造物については、設計図、参考設計図、工事費積算書(金抜き設計書)、参考工事数量計算書にコンクリートの呼び方が「高炉」または「BB」と記述されているものを「フライアッシュ」または「FB」と読み替えるものとする。
    なお、数量総括表については、フライアッシュコンクリートであることを明記することとする。
    (BB:高炉セメントB種 FB:フライアッシュセメントB種)
  • (2)特記仕様書への明示
    試行工事の特記仕様書として、別紙「フライアッシュコンクリート試行工事特記仕様書」を明示するものとする。
  • (3)フライアッシュコンクリートの単価
    フライアッシュコンクリートの積算単価は、同地区、同規格の高炉B種コンクリートと同単価とする。

4 フライアッシュコンクリートの配合

「コンクリート標準配合の改定について(平成30年6月21日付建技第98号)」の「1-1コンクリート標準配合」で定める使用目的別の配合を準用する。(セメントの種類「B・B」を「フライアッシュコンクリート」に読み替える。)
また、混和材としてフライアッシュを使用する場合は、「最大水セメント比」を「最大水結合材比」と読み替えるものとする。

5 品質管理等

試行工事については、コンクリートの品質管理を「富山県土木工事施工管理基準 品質管理基準」により実施することとする。
試験項目のうち、「スランプ試験、空気量測定、打設時コンクリート温度、圧縮強度試験」については、下表のとおり取りまとめるものとする。
なお、試験の頻度等は受発注者間で協議の上決定することとする。

コンクリート性状及び圧縮強度試験結果

その他、後日指定する工事については、委員会事務局(北陸電力(株)(担当:土木部土木技術チーム))が施工性、品質の確認試験を実施しますので、協力をお願いします。
(費用については、委員会事務局が負担します。)
試験内容 ポンプ圧送性、ブリーディング状況、コンクリート温度測定、ひずみ測定等

6 結果等の報告について

完成検査終了後、受注者が記入した「フライアッシュコンクリート試行工事に関するアンケート」を提出することとする。

7 受注者希望による実施について

試行対象外の工事でも、受注者がフライアッシュコンクリート試行工事の実施を希望した場合は、受発注者協議の上、試行対象とすることができる。

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お問い合わせ

所属課室:土木部建設技術企画課 

〒930-8501 富山市新総曲輪1-7 防災危機管理センター7階

電話番号:076-444-3316

ファックス番号:076-442-7954

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