更新日:2021年2月24日

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富山県電子納品運用ガイドライン(案)Q&A

Q&A(よくある質問)

(国土交通省のホームページのQ&Aも参考にして下さい。)(外部サイトへリンク)

電子納品

CAD

デジタル写真

電子納品

CAD

  • F-1 SXF形式とは何ですか?
    現在、多くの種類のCADソフトが利用されています。一緒に仕事をしている人や、納品先の発注者が同じCADソフトを使っているとは限りません。ある特定のCADを使うように強制することもできません。その結果、こちらで作ったCADデータが向こうで再現できるかどうかというのは大きな問題になってきます。
    そこで(財)日本建設情報総合センター(JACIC)が業界関係者やCADソフトメーカーに呼びかけ、「CADデータ交換標準開発コンソーシアム」を立ち上げました。その結果開発された交換標準をSXF形式と呼んでいます。SXFの名称は、コンソーシアムの英語略称であるSCADEC(Standard CAD data Exchange format in japanese Construction field)に由来しています。SXF形式には国際標準ISO10303 STEP/AP202に則ったp21形式と、CADデータ交換のためのsfc形式の2つがあります。SXFに対応していれば、異なるCADソフト間でも情報のやり取りができます。
  • F-2 SXF(P21、P2Z)形式対応のCADソフトにはどんなソフトがありますか?
    SXF対応CADソフトの選定の目安として、オープンCADフォーマット評議会が行っているOCF検定があります。OCF検定に合格しているソフトなら、SXF(P21、P2Z)形式に対応しています。OCF検定に合格しているCADの数も決して少なくはありませんし、価格も合格していないCADに比べて際立って高い、ということもありません。具体的にどのソフトが合格しているかはオープンCADフォーマット評議会のトップページから「認定ソフトウェア一覧」をご覧下さい。
    参考:オープンCADフォーマット評議会(外部サイトへリンク)
    SXF形式とは何ですか?
  • F-3 DWG形式やDXF形式等の図面をSXF形式に変換するにはどうすればよいのでしょうか?
    お持ちのCADがSXFに対応していれば、図面ファイルを読み込み、SXFに出力可能です。また、コンバータ、トランスレータ等のソフトを使用して変換することも可能です。
    図面ファイルの拡張子を変更するだけでは変換できませんのでご注意ください。
    参考:SXF形式とは何ですか?
    SXF(P21、P2Z)形式対応のCADソフトにはどんなソフトがありますか?
  • F-4 JWCADで作成した図面は、電子納品の成果として使用できますか?
    フリーソフトのJWCADは、SXF(P21)形式への出力が可能です。しかし、JWCADで出力されるSXFファイルは「レベル1」であり、「SXF レベル2」に対応していないため、電子納品の成果としては使用できません。
    「CAD製図基準に関する運用ガイドライン(案)」(平成16年10月/国土交通省)のPage5に「電子納品されるCADデータは、2次元データの図面交換を保証するSXF レベル2の基準を満たすように作成されることが必要である。」との記載があります。
    「SXF レベル1」の図面では、寸法線等の属性がない、貼り付けている画像(ラスターデータ)が文字化けする等により、データの再利用が困難となります。
    JWCやJWWファイルはSXF対応のCADソフトやコンバータ等を利用することによってSXF出力することも可能ですが、うまく表示・変換できない場合が稀にあるので、注意が必要です。
    参考:SXF(P21、P2Z)対応のCADソフトにはどんなソフトがありますか?
    DWG形式やDXF形式等の図面をSXF形式に変換するにはどうすればよいのでしょうか?

デジタル写真

  • G-1 有効画素数とは何ですか?
    デジタルカメラには総画素数と有効画素数があります。総画素数はデジタルカメラに内蔵されているCCDのすべての画素数のことであり、有効画素数は実際に使用される画素数のことで、解像度と同義語です。例えば、150万画素のデジタルカメラであっても、撮影するときの解像度(撮影モードで設定)が1280×960ピクセルであれば(1280×960=1228800)、有効画素数は約123万画素になります。デジタル写真管理基準(案)における画素数100万画素は、有効画素数のことです。
    参考:電子納品に必要な有効画素数はいくつですか?
  • G-2 電子納品に必要な有効画素数はいくつですか?
    100~300万画素程度です。100万画素というのは、従来のサービス判(L判)の銀鉛写真と比べて遜色ない最低限の画質です。銀鉛写真は引き伸ばすことによって、細部を確認できますが、100万画素のデジタル写真では、L判で見た目以上の解像度は期待できません。「デジタル写真管理情報基準」では、黒板の文字が確認できることを指標として、「100~300万画素程度」と定めています。
    また、最近は高解像度の(有効画素数の多い)カメラが出ています。画素数が多すぎると、ファイル容量が大きくなって不都合が生じてしまうため、注意が必要です。
    参考:有効画素数とは何ですか?
  • G-3 デジカメの正確な時刻合わせは必要ですか?
    必要です。デジカメで撮影した時間は、Exif情報として自動的に記録されます。時刻が間違っていると、例えば、夜間工事でもないのに撮影時刻が0時と不適切な記録が残ることになったりします。こういうことを避けるためにも、正確に時刻を合わせる必要があります。Exif情報は他にもシャッタースピードや絞り値、ストロボ使用の有無などが記録されています。
  • G-4 なぜデジタルズームを使用してはいけないのですか?
    デジタルカメラのズームには、光学ズームとデジタルズームがあります。光学ズームと違い、デジタルズームの場合、カメラによって自動的に画素数が小さくなってしまう場合があるからです。200万画素(1600×1200)のデジカメで撮影しても、50万画素(800×600)にしかならない場合もあり、工事写真で必要な100万画素を下回ってしまうことがあるからです。
    参考:有効画素数とは何ですか?
    電子納品に必要な有効画素数はいくつですか?

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〒930-8501 富山市新総曲輪1-7 防災危機管理センター7階

電話番号:076-444-3316

ファックス番号:076-442-7954

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