基本方針
当センターは、本県の薬業の振興と県民の保健衛生の向上に資するための調査・研究を行っています。調査・研究を行うにあたっては、所員の個の力を大切にしながら、個の力を線で結び、さらに、面として機能できる研究体制の構築に取り組んでいます。
また、産学官の連携を一層深め、共同研究を推進するとともに、競争的研究資金の獲得に努めています。
主な調査・研究概要
1.県費等によるもの
- バイオ医薬品の創出に係る新規技術の構築-抗原特異的抗体産生細胞の同定-
- プロテオーム解析基盤の構築:創薬研究開発の県内振興を目指して(PDF:330KB)(別ウィンドウで開きます)
- 小児や高齢者が服用しやすいミニタブレット製剤の開発
- 連続生産方式による医薬品製造法の検討
- 後発医薬品の品質評価事業(厚生労働省委託事業)
- 県内医薬品製造業者の分析データ信頼性確保事業
- ICP-MSを活用した医薬品の元素不純物分析(PDF:575KB)(別ウィンドウで開きます)
- 質量分析による医薬品中金属の化学形態同定法の構築(PDF:303KB)(別ウィンドウで開きます)
- 抗核酸医薬品の分析を見据えた、LC-TOF/MSの分析手法の構築
- 薬物代謝酵素の発現が異なる消化管上皮細胞を用いた薬物透過性の比較(PDF:233KB)(別ウィンドウで開きます)
- 改訂単味生薬製剤承認基準及び公的規格の原案策定による新製品開発支援について
- 栽培化に向けたシナマオウ優良株の選抜
2.「くすりのシリコンバレーTOYAMA」創造コンソーシアム研究開発事業
- 経鼻投与ワクチンの実用化とウイルス感染予防に向けた研究(高齢者に有効なワクチンの開発)
3.競争的外部資金等を活用したもの
(1)科学研究費助成事業(日本学術振興会)
- IL-5産生細胞を中心とした腸内細菌の恒常性維持機構の解析
- NLRP3インフラマソーム阻害作用を持つ天然物を活用した創薬研究への展開
- 視床下部炎症を誘導する自然免疫シグナル経路の解析:摂食調節異常機構の解明
- 新規のパーキンソン病モデル酵母を用いた病因遺伝子の機能解析と創薬への応用