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更新日:2023年10月31日
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発表日 2023年10月31日(火曜日)
富山県公文書館では、館所蔵の歴史資料である「徳川家康書状」(浅井氏収集文書)を特別公開いたしますので、ご案内いたします。
この史料は、「岐阜落城につき」で始まる書状で、徳川家康が関ヶ原の戦いの前哨戦である岐阜城攻めの頃、すなわち慶長5(1600)年頃に発給したものと考えられます。宛先の部分は、史料の収集者(当館への寄贈者)の手に移るまでの間に切り取られており、徳川家康が誰に宛てたものか不明です。
現在、NHK大河ドラマ『どうする家康』が放映中ですが、当館ではこのたび、東京大学史料編纂所に鑑定を依頼し、本書状は徳川家康が発給した正文(原本)であるとの確証を得られたことから、この機会に一般に公開することとしました。なお、徳川家康が発給した文書は、当館が確認し得る限りでは、富山県内に2点しかなく、そのうちの1点となります。
富山県公文書館デジタルアーカイブには、既に史料の画像データを搭載しており、閲覧していただくことは可能ですが、今回は期間を限定して原史料を展示します。
富山県公文書館では、11月7日(火曜日)まで、富山県置県140年記念 令和5年度 国立公文書館所蔵資料展「日本の近代教育のあゆみと富山」を開催中(会期中は、土曜日・日曜日・祝日も開館)です。
会期終了後、11月8日(水曜日)9日(木曜日)に展示替え作業を行い、10日(金曜日)より「徳川家康書状」を一般公開します。
部局・担当名 |
電話番号 |
担当者 |
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経営管理部 富山県公文書館 |
(076)434-4050 |
細川 |