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更新日:2021年2月24日
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国民の5%が暮らし、経済は国のGDPの3割を占める中南米一の都市です。ショッピング街、酒場街、ビジネス街などの特徴を持った地区も数多くあります。主要都市であるため、移民の数も多く、地区によっては特定の民族の住宅地になっているところもあり、その国の物産店や文化施設が集まっています。日系街と呼ばれている「リベルダーデ」(Liberdade)区もあります。
市内には日本庭園と日本館がある「イビラプエーラ」(Ibirapuera)公園や、南半球で最も貴重な所蔵品を有するとされているサンパウロ美術館(MASP)などの観光・文化施設の他、中南米ランキング一位の州立サンパウロ総合大学(USP)と付属の毒蛇研究所などの教育・研究施設があります。また、50箇所を超える大型ショッピングモールや、民族の多様性や様々な料理を楽しめる飲食店や物産店もたくさんあります。また、文化イベントやビジネスフェアの開催数や規模も中南米最大級です。
サンパウロ市を中心とした工業経済地域です。自動車工業が盛んなサン・ベルナルド・ド・カンポ市、サント・アンドレ市、マウアー市や、サンパウロ郊外でありながら商業が盛んなオザスコ市が含まれます。また日系人が多く、富山市と友好提携を結んでいるモジ・ダス・クルーゼス市と日系農業組合で有名なコチア市、ブラジルのハブ国際空港があるグァルーリョス市なども含まれています。
サンパウロ大学に並び有名な州立カンピーナス大学(UNICAMP)の周りに多くのIT企業や電子機器企業が事務所と工場を構えたことから、カンピーナス市は「ブラジルのシリコンバレー」とも呼ばれてきました。グァルーリョス空港の次の国際ハブ空港、ヴィラコッポス空港もあります。
インダイアトゥーバ市、スマレー市、アメリカーナ市などには主に自動車や自動車部品の工場や試験サーキットなどの大規模施設が存在します。また、ジュンジアイー市やヴィンニェード市はワインの産地として有名です。オランダ移民の影響が強いオランブラ市は花の産地で、中南米最大の花祭りの開催地でもあり、国の花の生産の4割と輸出の8割を賄っています。
カンピーナス同様、ソロカーバ市の周りは工業地帯です。ワイン業で有名なサン・ホッケ市もあります。
大サンパウロ都市圏と、サンパウロ州の次の経済都市リオデジャネイロ州を繋ぐ、多様な工業地帯です。特にサン・ジョゼ・ドス・カンポス市は観光地でもありますが、世界3~4位の国産旅客機メーカーEMBRAER(エンブラエール)の本拠地です。
富山県人の集団移民先であり、1927年に創立された「富山村」(第三アリアンサ地区)があります。高岡市と友好提携を結んでいて、県から日本語教師を派遣するなど、今でも富山県との交流を保っています。
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