安全・安心情報
更新日:2025年10月16日
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発表日 2025年10月16日(木曜日)
富山県消防学校に入校中の特別教育「自然災害科」の学生が、土砂災害により生き埋めとなった要救助者(訓練人形)を救出救助するための訓練を行います。訓練は、土砂災害現場を想定した訓練場を作成し、地中に体が埋まった訓練人形を学生が崩れ止めを施工しながら人力で救出します。
土砂崩れが発生し、住民が生き埋めとなった想定で、救助隊が安全、確実、迅速に救出するための知識を学ぶことを目的に行います。
訓練場所にはあらかじめ縦3m、横5m、深さ1.5mの大きさの穴を掘り、山砂を入れて整地し、その地中に要救助者(訓練人形)を埋めることにより、救助現場を再現しています。
訓練指導は、砺波地域消防組合消防本部捜索救助隊の指導により行われ、実技訓練前に土砂災害時に必要な知識を学科講習で研修し、訓練を行います。
実技訓練は、南砺市内の民間企業の協力により、ストックヤードの一角を使用し行います。
参加者は、富山県消防学校で本年10月10日から24日までの期間に行われている、特別教育「自然災害科」に入校している学生です。普段は県内6消防本部に勤務し、災害現場活動を行っている消防司令補の階級にある、現職消防職員の16名です。
学生は、近年多発する土砂災害、豪雨災害など広範囲に発生する災害に対する機序を学び、自然災害に関する高度の知識を専門的に習得することを目的として教育訓練に励みます。
9時30分から16時00分まで
土砂災害現場における救出訓練
実技想定として、あらかじめ設定した想定を付与し、2班編成で実施
富山県消防学校
特別教育「自然災害科」第3期生
砺波地域消防組合消防本部捜索救助隊
1.現地では、必ず現地担当者(消防学校教官)の指示に従って安全な位置での取材をお願いします。また、現場は整地された場所のみではありませんので、ヘルメット、長靴などの個人安全保護具等をあらかじめ準備してください。
2.訓練現場への入場は許可した方のみに制限させていただきますので、一般の方の受け入れは行いません。ご理解をお願いします。
3.訓練についての問い合わせは、担当者(富山県消防学校)へお願いします。訓練指導機関や訓練場所提供企業への直接の問い合わせはご遠慮ください。
部局・担当名 |
電話番号 |
担当者 |
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危機管理局 広域消防防災センター・消防学校 |
076-429-9912 |
《教官》清水雄太 |