Toyama Prefectural Museum of Art and Design

【富山県美術館】アーティスト＠TAD「土屋仁応ー静けさの向こうに」開催について

発表日 2025年2月20日（木曜日）

アーティスト@TADは、国内外で活躍するアーティストを富山県美術館（TAD（タッド））に招いて、滞在制作やワークショップ、作品展示を行い、アーティストの制作手法や考え方を紹介する企画です。

令和6年度のアーティストは、土屋仁応（つちやよしまさ）氏。土屋氏は、樟（クスノキ）を用い、神話に登場する神秘的な生き物たちを、主に白を基調とした淡く繊細な色彩で制作しています。土屋氏はこれまでも度々富山県内を訪れる機会があり、富山県の風土にひかれていたといいます。特に令和6年の富山県西部、南砺市の町・井波への旅は、木彫文化が息づいていると強い印象を残し、本展で初発表される《麒麟》をつくる契機となりました。

本展では、代表作の《鹿》、《天女と獅子（まごころ像へのオマージュ）》や《麒麟》を含め、近作7点を展示し、見る者に生命の持つ無垢で無限の力を感じさせる作品を紹介します。

ギャラリー展示

会期：令和7年4月3日（木曜日）～6月15日（日曜日）

会場：富山県美術館　1階TADギャラリー

開館時間：9時30分～18時00分（入館は17時30分まで）

休館日：毎週水曜日（ただし4月30日は開館）

観覧料：無料

公開展示作業

令和7年3月28日（金曜日）　10時00分～12時00分/13時00分～15時00分

（上記日時にて、作家在廊予定です。）

土屋 仁応（つちや よしまさ）氏 プロフィール

1977年生まれ。神奈川県横須賀市出身。2007年東京藝術大学大学院文化財保存学彫刻博士課程修了。2018年円空大賞（円空賞）受賞。国内外で活躍中の彫刻家。

 

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