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更新日:2025年6月16日

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富山県美術館-TAD Press ReleaseToyama Prefectural Museum of Art and Design

【富山県美術館】「ポップ・アート 時代を変えた4人」開催および一般前売り券販売のお知らせ

発表日 2025年6月16日(月曜日)

富山県美術館では、2025年9月6日(土曜日)~10月26日(日曜日)の間、「ポップ・アート 時代を変えた4人」を開催します。一般前売り券は2025年6月20日(金曜日)から販売します。

ポップアート展ロゴ日本語ポップ・アートは、報道写真、商業広告、量販品のパッケージ、著名人のポートレートなど、日常生活にありふれたモチーフやイメージを美術の中に取り入れ、1960年代のアメリカのアートシーンを席巻しました。
ロイ・リキテンスタイン(1923-1997)、アンディ・ウォーホル(1928-1987)、ロバート・ラウシェンバーグ(1925-2008)、ジャスパー・ジョーンズ(1930-)はポップ・アートを牽引した、アメリカを代表する作家たちです。彼らは戦争や社会問題が巻き起こっていた激動の時代において、ポピュラー・カルチャーやロック音楽との関わりを通じて、アートと社会の姿を変えていきました。
本展はスペイン出身のコレクター、ホセルイス・ルペレス氏のコレクションから約120点の版画、ポスター、服飾を展示します。ルペレス氏のコレクションを通して、本展では同じ1960年代に脚光を浴びたザ・ビートルズになぞらえて「ザ・ファビュラス・フォー(FAB 4=素晴らしき4人)」と呼ぶ、リキテンスタイン、ウォーホル、ラウシェンバーグ、ジョーンズの4名の作品を中心に、時代を変えたポップ・アートの軌跡をご覧いただけます。

開催概要

展覧会名

ポップ・アート 時代を変えた4人

会期

2025年9月6日(土曜日)~10月26日(日曜日)

開館時間

9時30分~18時00分(入館は17時30分まで)

休館日

毎週水曜日

会場

富山県美術館 2階 展示室3、4

主催

富山県、ポップ・アート展実行委員会(富山県美術館、富山テレビ放送)

後援

アメリカ大使館、スペイン大使館、北日本新聞社

協賛

島大証券、立山科学グループ、トヨタモビリティ富山、MAE(五十音順)

協力

日本航空

企画協力

ブレーントラスト

企画展公式サイト

https://www.bbt.co.jp/popart/index.html(外部サイトへリンク)(近日公開予定)

観覧料

一般前売り:1,300円、一般:1,500(1,300)円、大学生:1,000(800)円、高校生以下:無料
()内は20名以上の団体料金
一般前売り券の販売は9月5日(金曜日)まで。

【前売り券販売所】

富山県美術館、富山県水墨美術館、アーツナビ、公式オンラインチケット、ローソンチケット(Lコード 52358)、チケットぴあ(Pコード 687-285)

本展の見どころ

1960年代のアメリカの社会や文化から作品を見る

ポップ・アートは1950年代半ばのイギリスで生まれ、その後1960年代のアメリカで最盛期を迎えた動向です。商業広告や量販品のパッケージなど日常生活の中のイメージを取り込んだその鮮烈なヴィジュアルは、同時代の音楽や映画、ファッション、グラフィック・デザインに大きな衝撃を与えました。ポピュラー・カルチャーそのものを革新していったポップ・アートとその作家たちに1960年代のアメリカの社会や文化から迫ります。

ポップ・アートの代表的な4名の作家から、ポップ・アートの真髄に迫ります。

フルカラーコミックの一コマを一枚の絵画に仕立てたリキテンスタイン、有名人のポートレートやスープ缶を繰り返し描くことで大量生産・大量消費社会のあり様を表現したウォーホル。

彼らの先駆けとなったのが、新聞や雑誌から採られた写真や広告をコラージュしたラウシェンバーグと、標的や国旗といった記号や日用品をモチーフにしたジョーンズでした。この二人により、日常生活にありふれたイメージを新たな意味に置き換え、誰もが分かる普遍的な表現を目指したポップ・アートが生まれていきます。

4 Special Guests

本展ではさらに、ロバート・インディアナ、ジェームズ・ローゼンクイスト、トム・ウェッセルマン、ジム・ダインといったポップ・アートを担ったこれらの作家を「4 Special Guests」(=特別ゲスト)として紹介し、ポップ・アートの広がりと作家同土のコラボレーションを見ていきます。

そしてラウシェンバーグ、ウォーホル、リキテンスタイン、インディアナ、ダイン、ローゼンクイスト、ウェッセルマンたちがコラボレーションした唯一の詩画集<ワン・セント・ライフ>から、ポップ・アートの多彩な表現とその精髄をご覧いただきます。

会期中のイベントについて

1.ギャラリーツアー

担当学芸員が会場内で本展の見どころをお話します。

日時:2025年9月20日(土曜日)、10月4日(土曜日)、10月18日(土曜日)各日14時00分~14時30分
開始・集合場所:富山県美術館 2階 展示室4(本展会場入り口内すぐ)
(※)参加自由(当日有効の企画展観覧券が必要です。)

2.TADアートレクチャー「ウォーホルとポップ・アート―20世紀アメリカを映した鏡」

講師:宮下規久朗(みやした きくろう)氏(神戸大学教授)
日時:2025年9月23日(火曜日・祝日)14時00分~15時30分
場所:富山県美術館 3階 ホール
(※)聴講自由・参加無料

3.オープンラボ「うつして つくる ポップ・アートステッカー」

チラシなどから人の顔や文字などの輪郭をうつしとり、新たな色を付けて、自分だけのポップ・アートステッカーをつくります。

企画:平野暉(ひらの ひかる)氏(グラフィックデザイナー)
日時:2025年8月28日(木曜日)~10月28日(火曜日)10時00分~12時00分(入場は11時30分まで)/14時00分~16時00分(入場は15時30分まで)
(※)時間内に随時受け付けています。
場所:富山県美術館 3階 アトリエ(ラボ)
対象:こどもから大人まで
(※)参加無料

4.TADワークショップ「なぞって、くみあわせる?わたしだけのカラフルポップ・アート」

チラシやポスターなどから文字や人の顔、動物などを透明シートに複数枚うつしとり、自分だけのオリジナル作品をつくります。

講師:平野暉(ひらの ひかる)氏(グラフィックデザイナー)
日時:2025年9月15日(月曜日・祝日)

1.【子ども向け】10時30分~12時00分(約90分)
定員:6組12名
対象:小学生とその保護者

2.【大人向け】14時00分~15時30分(約90分)
定員:12名
対象:中学生以上

場所:富山県美術館 3階 アトリエ
申込方法:電子フォームよりお申込みください。(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)
申込期間:2025年8月16日(土曜日)~8月28日(木曜日)
当選通知:2025年8月31日(日曜日)当選者のみメールで通知
(※)参加無料

お客様へのお願い

ご来館の際は、当館ウェブサイトの「入館のお願い」をご確認ください。

ご取材・掲載用写真について

広報用画像提供・取材申込書については、下記申請書にご記入の上、ご送付をお願いいたし ます。

広報用画像提供・取材申込書(PDF:1,021KB)(別ウィンドウで開きます)

 

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担当者

生活環境文化部 富山県美術館

076-431-2711

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