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更新日:2025年5月13日

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富山県美術館-TAD Press ReleaseToyama Prefectural Museum of Art and Design

【富山県美術館】企画展ポスターの新しいデザイナーについて

発表日 2025年5月13日(火曜日)

富山県美術館では、企画展のポスター等を3年ごとに一人のデザイナーに担当をしていただいています。

このたび、企画展「宮城県美術館コレクション 絵本のひみつ展」(会期:2025年7月12日~8月24日)からの3年間のポスターデザインをグラフィック・デザイナーの新村則人氏が担当することとなりました。
(※)企画展ポスターについては、巡回展の場合は巡回展共通のデザインを使用する場合があります。

新村氏は、当館が開催している「世界ポスタートリエンナーレトヤマ(IPT)」の第 7 回(2003)、第 8 回(2006)、第 11 回(2015)での銅賞受賞とともに、当館開館時には子供たちのポスター制作ワークショップを行っています。新村氏による当館企画展ポスター第1弾となる「絵本のひみつ展」のポスターからは、幅広い世代が楽しめる展覧会の雰囲気が伝わり、絵本のシルエットから浮かび上がる原画、その1枚1枚の絵としての魅力が溢れる会場を予感させます。また、当館広報誌「TAD Letter」も第30号(5月発行)から新村氏のデザインとなります。

新村則人(Shinmura Norito)

新村氏プロフィール画像1960年山口県生まれ。漁師の家庭で、8人兄弟の8番目として育つ。小学校4年の時に赴任してきた伊藤哲之先生の授業でポスターの魅力にはまり、デザイナーを目指す。松永真デザイン事務所、広告代理店I&S/BBDOを経て1995年新村デザイン事務所設立。2021年社名をgardenに変更。主な仕事に資生堂、無印良品、サッポロビール、エスエス製薬、角川書店、東京オリンピック招致など。主な受賞に、JAGDA新人賞、毎日広告デザイン賞最高賞、世界ポスタートリエンナーレトヤマ銅賞、ニューヨークADC銀賞、ワルシャワ国際ポスタービエンナーレ銀賞、ブルノ国際グラフィックデザインビエンナーレ金賞、寧波国際ポスタービエンナーレ金賞、グッドデザイン賞金賞、DFAアジアデザイン賞金賞、東京ADC賞など。JAGDA、東京ADC会員。
 

「絵本展」ポスターデザインについて(新村氏コメント)

絵本展ポスター皆さんこんにちは。グラフィックデザイナーの新村則人です。今年から3年間、富山県美術館の展覧会のポスターやフライヤーなどをデザインさせて頂きます。よろしくお願いします。
そして最初の仕事は「絵本のひみつ展」になります。数名の絵本作家の原画展になりますが、告知ポスターに数点の作品をレイアウトするのは、意外と難しいんです。そのために、まとまりが出るように、本のシルエットを基本エレメントとして採用しました。これで絵本らしさを出せますし、分散するイメージをまとめることが出来たと思っています。これを見て美術館にいらしてくれたら、嬉しいですね。
富山を最初に訪れたのは、2000年になります。富山ADCの審査員としてですが、皆さんの温かい歓迎にすっかり富山が好きになりました。あれから10回以上は訪れていると思いますが、いつも新鮮な富山を味わっています。

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広報について 川浦

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