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更新日:2023年11月29日

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富山県 News Release MAKE TOYAMA STYLE

死亡野鳥における高病原性鳥インフルエンザウイルス確定検査陽性について

発表日 2023年11月29日(水曜日)

11月21日に魚津市で回収され、27日にA型鳥インフルエンザウイルスの陽性反応が確認されたヒドリガモ1羽の死亡個体について、本日、環境省から高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5亜型)が検出された旨の連絡がありましたのでお知らせいたします。

鳥インフルエンザウイルスは、野鳥の観察など、通常の接し方では人に感染しないと考えられています。日常生活においては鳥の排泄物等に触れた場合には手洗いとうがいをしていただければ、過度に心配する必要はありません。

(※)死亡野鳥回収地点や養鶏農場での取材は、ウイルスの拡散や感染を防ぐため厳に慎むようお願いします。また、周辺住民の特定につながる報道は自重してください。

死亡個体回収地点

魚津市上口地内

(※)より詳細な情報については、自然保護課へお問合せください。

野鳥の種類・羽数

ヒドリガモ 1羽(検査優先種1(環境省マニュアルより))

経緯

  • 11月21日、魚津市上口地内で死亡したヒドリガモ1羽を回収。同日中に東部家畜保健衛生所にて簡易検査を実施したところ、陽性反応は確認されなかった。
  • 11月27日、国立環境研究所での遺伝子検査の結果、A型鳥インフルエンザウイルスの陽性反応を確認。同日、環境省が死亡個体回収地点から半径10km圏内を野鳥監視重点区域に指定。
  • 11月29日、国立環境研究所での確定検査の結果、高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5亜型)を確認。

(※)なお、県内全ての23養鶏農場(100羽以上)で異常がないことを確認済みです。

(参考ファイル)野鳥監視重点区域(PDF:267KB)

今後の対応

(1)野鳥対策

野鳥監視重点区域内(7か所)及び重点区域外(6か所)の主な渡り鳥飛来地13か所において、死亡個体・衰弱個体の早期発見・回収を目的に監視を強化

(2)家きん対策

  • 県内全ての112家きん飼育者(1羽以上)に飼養衛生管理基準の遵守徹底を指導
  • 回収地点から半径3km圏内に養鶏農場(100羽以上)なし

(3)県民への各種相談窓口

  • 富山県生活環境文化部自然保護課野生生物係内に設置(電話:076-444-3397)
  • 夜間・休日は県庁代表電話により対応(電話:076-431-4111)

(4)危機管理連絡課長会議の開催

今後の対応について確認するため、危機管理連絡課長会議を下記により開催します。

1.日時

令和5年11月29日(水曜日)16時30分~

2.場所

県防災危機管理センター5階大会議室

3.内容

  • 野鳥における高病原性鳥インフルエンザへの対応について
  • その他

お問い合わせ先

部局・担当名

電話番号

担当者

生活環境文化部 自然保護課 野生生物係

076-444-3397

中島、稗苗

農林水産部 農業技術課 畜産振興班

076-444-3289

岡村、神吉