平成25年度和漢薬・バイオテクノロジー委託研究の成果
富山県では、県内薬業の振興に資するため、和漢薬及びバイオテクノロジーに関する基礎研究を富山大学に委託しております。
平成25年度は、次の研究を委託しましたので、その成果を公表します。
1研究題目
- (1)セリンラセマーゼ(SR)を標的とした神経変性疾患治療薬の開発
- (2)富山県産和漢薬から開発する脊髄損傷改善薬に関する研究
- (3)「飲む目薬」の開発:血液網膜関門novelカチオン輸送担体の薬物認識機構を応用したドラッグデリバリーシステム
2研究テーマ(副題目)
内容は、下記関連ファイルをダウンロードしてください。
(1)セリンラセマーゼ(SR)を標的とした神経変性疾患治療薬の開発
- (1)-1 SRの酵素活性測定と阻害薬のスクリーニング
- (1)-2 ヒト型SR発現マウスの開発と個体レベルでの阻害薬効果の解析
- (1)-3 SRに対する改変修飾阻害薬の創製
- (1)-4 SR-阻害薬複合体の立体構造解析
(2)富山県産和漢薬から開発する脊髄損傷改善薬に関する研究
- (2)-1 脊髄損傷モデルマウスにおける和漢薬の有効性の検討
- (2)-2 脊髄損傷に有効な和漢薬の活性成分の同定
- (2)-3 細胞接着斑形成制御を機序とする脊髄損傷治療薬の開発
(3)「飲む目薬」の開発:血液網膜関門novelカチオン輸送担体の薬物認識機構を応用した
- ドラッグデリバリーシステム
- (3)-1 血液網膜関門novelカチオン輸送担体特性に基づいた投与法の確立とドラッグデザイン
- (3)-2 抗炎症薬の循環血液から網膜へのnovelカチオン輸送担体を利用した効率的な送達法
- (3)-3 Novelカチオン輸送担体分子実体の解明と遺伝子デリバリー法確立
- (3)-4 Novelカチオン輸送担体に対するパスポート構造を元にした、有機化学的薬物誘導体化
関連ファイル