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更新日:2025年8月27日

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富山県 News Release

重症熱性血小板減少症候群(SFTS)に関する注意喚起について(県内初の猫のSFTS感染を確認)

発表日 2025年8月27日(水曜日)

8月25日(月曜日)に県内で初となる猫の重症熱性血小板減少症候群(SFTS)の症例が確認されました。これは人と動物の共通感染症であり、まれな事例ではあるものの、SFTSを発症した犬や猫から人に感染した事例も報告されています。なお、現時点で、飼い主や動物病院従事者に症状が認められたとの報告はありません。

SFTSは、主にマダニに刺されることにより感染します。

野外で活動される際には、マダニに刺されないようご注意ください。

1 今回の症例について

(1)  種類及び頭数等 猫1頭(年齢:3歳)

(2)  地域 高岡厚生センター管内

(3)  飼育環境 平時は屋内飼育であるが、1カ月程度、屋外に逸走していた

(4)  経過(猫)

 7月19日(土曜日)~8月22日(金曜日) 

          平時は屋内飼育している猫が屋外に逸走(ダニ駆虫薬の投与なし)

 8月22日(金曜日) 家に戻ってくるも、元気・食欲消失が見られる

 8月23日(土曜日) 動物病院受診 元気・食欲消失、発熱、黄疸

 8月25日(月曜日) 動物病院の獣医師がSFTSを疑い、衛生研究所に検査を依頼 

          SFTSウイルス遺伝子(+)判明

 現在、猫は、動物病院通院中

【報道機関各位へお願い】
飼い主のプライバシー確保に十分な配慮をお願いします。

2 重症熱性血小板減少症候群(SFTS)について

主にウイルスを保有しているマダニに刺されることにより感染するダニ媒介感染症です。

人と動物の共通感染症であり、国内では4~10月(5月に多い)にかけて、西日本を中心に人及び動物(犬、猫)の感染症例が報告されていますが、近年では東日本でも報告されています。

近年は、毎年100名以上の感染症例が報告されておりますが、令和7年はすでに143名(令和7年8月26日現在、速報値)となっています。

県内での感染事例について、犬では、令和4 年5 月に2 頭、人では、令和4 年11 月に1 名、令和7 年6 月に1 名が確認されています。

3 感染予防等について

(1)マダニに咬まれないために
  • マダニは、主に森林や草地に生息していますが、郊外、市街地でも生息しています。
  • 草むらや藪などに入る場合は、肌が露出しないように長袖、長ズボン、手袋、長靴等を着用しましょう。
  • 服の上や肌の露出部分にダニ忌避剤(ディート、イカリジン)等を適切に使用しましょう。
  • 地面や草むらに直に寝転んだり、腰を下ろしたり、服を置いたりするのはやめましょう。
  • 屋外活動後はすぐに入浴し、ダニに咬まれていないか確認しましょう。
(2)マダニに咬まれた場合
  • マダニに咬まれているのを見つけたときは、無理に引き抜こうとせず、皮膚科などの医療機関で処置をしてもらいましょう。
  • マダニに咬まれた後、数週間は体調の変化に注意し、発熱等の症状が認められた場合は、すぐに医療機関を受診しましょう。その際、マダニに咬まれたことを医師に説明してください。
(3)動物からのSFTS感染を防ぐために
  • 動物を飼育している場合、過剰なふれあい(口移しでエサを与えたり、動物を布団に入れて寝たりすることなど)は控えてください。
  • 動物に触ったら必ず手を洗いましょう。また、動物に付着したマダニは動物病院で適切に駆除してもらいましょう。
  • 飼育している動物の健康状態の変化に注意し、動物が体調不良の際には、マスク、手袋などを着用し、咬まれたり舐められたりしないように注意したうえで、動物病院で診てもらって下さい。ペットがマダニに刺されないようノミダニ予防薬も有効ですので獣医師に相談しましょう。
  • 万一、飼育している猫や犬がSFTSと診断され、飼育者が発熱、消化器症状(食欲不振、嘔気、嘔吐、下痢、腹痛)、頭痛、筋肉痛等の症状がでた場合、医療機関を迅速に受診し、かつ、飼育している猫や犬がSFTSを発症したことを医師に説明してください。
  • 野生動物は、どのような病原体を保有しているか分かりません。野生動物との接触は避けてください。

参考

  • 厚生労働省ホームページ(重症熱性血小板減少症候群(SFTS)について)

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000169522.html

  • 国立健康危機管理研究機構(JIHS)ホームページ(重症熱性血小板減少症候群(SFTS))

https://id-info.jihs.go.jp/diseases/sa/sfts/index.html

お問い合わせ先

部局・担当名

電話番号

担当者

厚生部 生活衛生課

076-444-3230

食品乳肉係 西尾、松浦

厚生部 健康対策室

076-444-8921

感染症・疾病対策課 川辺、竹内