くらしの安心情報第156号
くらしの安心ネットとやま
令和元年9月10日

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

                目 次

●悪質商法に関する情報(PDFファイルで添付等)

 ☆『小学生の孫が、私のクレジットカードを無断で使用し、私のスマホから
  オンラインゲームで高額な利用をしていたのですが…。』
  (情報ファイル206) 

●製品等の安全・安心情報

 ☆自然災害をきっかけに発生する製品事故
  〜備えは万全に〜

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

【製品等の安全・安心情報】

   ◇◇◇  自然災害をきっかけに発生する製品事故  ◇◇◇
             〜備えは万全に〜

 9月1日は防災の日(※1)です。台風や地震などの自然災害が発生したとき、災
害そのものによる被害だけでなく、災害をきっかけに製品事故が発生すること
があります。自然災害発生時に起きる製品事故と、災害発生後、ガスや電気が
復旧した際に起きる製品事故があるため、両者について注意喚起します。
 2018年は6月の地震、7月の豪雨や9月の台風など西日本を中心に自然災害が発
生しました。昨年に限らず、毎年、自然災害が原因となる製品事故が発生して
います。
 2009年から2018年までの10年間にNITE(ナイト)に通知された製品事故情報
(※2)では、自然災害発生時に起きた製品事故とガスや電気が復旧した時に発生
した製品事故は合わせて55件(※3)ありました。自然災害そのものの被害に製品
事故が重ならないように、どのような製品事故が起きるのかを把握し、事前に
いくつかの対策を講じて、少しでも事故を防ぎましょう。

■ポイント
●自然災害発生時に起きる製品事故があります。
●自然災害で止まったガスや電気が復旧した時にも製品事故が発生します。
 
【自然災害発生時の製品事故事例】
 地震発生時、電気ストーブの上から物が落下してスイッチに触れ、電源が入
り、周囲の可燃物が接触したこと又は放射熱で熱せられたことにより発火し周
辺を焼損する事故が発生した。(2011年3月、東京都、拡大被害(※4))
【気を付けるポイント】
 地震が発生した時に棚などから物が落下したり、棚そのものが倒れたりする
おそれがあります。家具はできるだけ壁に固定してください。また、地震時に
物が飛散し、そばに火元があると可燃物が接触して火災につながる場合があり
ます。電気ストーブなどを使用する際は、棚などから離して設置し、使用しな
い時は電源プラグを抜いてください。

【災害後復旧時の製品事故事例】
 付近の電柱に落雷して停電が生じ、停電復旧直後にエアコンのスイッチを入
れたところ、落雷の影響で基板上の部品が損傷していたため、復旧後の通電に
よりショートして焼損する製品事故が発生した。
(2013年7月、徳島県、拡大被害)
【気を付けるポイント】
 落雷などで機器が損傷していた場合、コンセントを差したままにしていると、
通電が再開された際に発火などに至るおそれがあります。停電の復旧前に分電
盤の全てのブレーカーを切り、全ての機器などのスイッチを切った上で、プラ
グを持ってコンセントから抜いてください。復旧後はブレーカーを入れ、機器
などのプラグを1台ずつコンセントに差し、様子を確認しながら使用してくだ
さい。異音や異臭がする場合は、必ず使用を中止してください。

 また、自然災害をきっかけに発生する製品事故のうち、自然災害発生により
ガスや電気が止まった際に使用される製品(※5)(本資料では以降「非常用グッ
ズ」と記述する)において、誤った使用や経年劣化による製品事故が発生する
おそれがあります。
 2009年から2018年までの10年間に非常用グッズの誤った使用や経年劣化によ
る事故は108件ありました。日頃から使い方に習熟し、いざというときに安全に
使用できるよう備えましょう。

■ポイント
●非常用グッズの使い方に注意してください。
●非常用グッズは、長期保存により劣化しているおそれがあるため、定期的に
 点検・更新しましょう。
 
【非常用グッズの製品事故事例】
 携帯発電機を屋内で使用していたため、排ガスにより一酸化炭素中毒に至り1
名が死亡、1名が重体となる事故が発生した。(2011年3月、宮城県、死亡)
【気を付けるポイント】
 携帯発電機の運転中の排ガスには、一酸化炭素が含まれています。一酸化炭
素中毒により死亡するおそれがありますので、屋内では絶対に使用しないでく
ださい。
 
(※1) 1923年(大正12年)9月1日に発生した関東大震災にちなんだもの。9月
    1日から一週間を防災週間としている。
(※2) 消費生活用製品安全法に基づき報告された重大製品事故に加え、事故
    情報収集制度により収集された非重大製品事故やヒヤリハット情報
    (被害なし)を含める。
(※3) 重複、対象外情報を除いた事故発生件数。
(※4) 製品だけでなくその周辺にも被害を与えたもののうち、人的被害が確
    認されなかったもの。
(※5) カセットこんろや携帯発電機など。

●NITE(製品評価技術基盤機構)
「自然災害をきっかけに発生する製品事故」
 〜備えは万全に〜
説明資料 URL : https://www.nite.go.jp/data/000100021.pdf
ポスター URL : https://www.nite.go.jp/data/000100009.pdf
        https://www.nite.go.jp/data/000100010.pdf
映像資料 URL :
 https://www.nite.go.jp/jiko/chuikanki/poster/kaden/20190822.html
 
 《問合せ先》
 製品安全センター
 担当者:柿原、向井
 電 話:06−6612−2066
 FAX:06−6612−1617

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇