くらしの安心情報第153号
くらしの安心ネットとやま
令和元年6月10日

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

                目 次

●悪質商法に関する情報(PDFファイルで添付等)

 ☆『訪問販売で「以前の業者が倒産したので、代わりに訪問し自宅の無料点
  検をしている」と言われ、高額な屋根工事の契約をしてしまいました。解
  約したいのですが…。』
  (情報ファイル203) 

●製品等の安全・安心情報

 ☆ガスこんろの事故に注意
  〜火災事故に潜むヒューマンエラー〜

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

【製品等の安全・安心情報】

      ◇◇◇  ガスこんろの事故に注意  ◇◇◇
        〜火災事故に潜むヒューマンエラー〜

 2018年度において、ガスこんろで多くの重大製品事故(※1)が発生しました。
ガスこんろの事故は火災に直結すると共に、やけどなどの被害に繋がりやすい
ため注意が必要です。2018年において3件の死亡事故が発生しています。ガスこ
んろの使用に関する注意喚起を行い、事故の未然防止を図ります。
 ガスこんろに関して、2008年10月に調理油過熱防止装置及び立ち消え安全装
置の装備が法令で義務付けられました。この規制に先立ち、2008年4月から業界
団体の自主基準により調理油過熱防止装置がこんろに標準装備され始めていま
す。また、この自主基準と併せて、多くの安全装置を装備しているガスこんろ
が販売されています。
 しかし、依然として誤った使い方による事故や安全装置の付いていない古い
こんろを使用しての事故が発生しています。2013年度から2018年度の6年間に
NITE(ナイト)に重大製品事故として通知された情報(以後、重大事故情報と
記す)の中で、ガスこんろの事故は225件(※2)ありました。そのうち、調査が
終了した事故が182件であり、使用者の誤使用などにより発生した事故は99件あ
りました。事故の多くは誤った使い方が原因となっていることがわかります。
特に、使用中にその場を離れたり、汚れを放置したりすることが原因の事故が
多く発生しています。ガスこんろの事故は火災事故に至る可能性が高く、周囲
に被害が及びます。事故の事例や事故防止のためのポイントを確認し、事故を
未然に防ぎましょう。
  
■事故事例
・調理油過熱防止装置の付いていないガスこんろで調理中、天ぷら鍋をかけた
 まま放置したため、鍋の油が過熱し、出火した。【2016年12月、拡大被害】
・長時間加熱されたため、グリル庫内の魚や脂分などが発火し、内部が焼損し
 た。【2017年1月、製品破損】
・ガスこんろに鍋をかけて調理していた際、ガスこんろの周辺にあった可燃物
 に着火し、建物を全焼、1名が死亡した。【2014年9月、死亡】
・使用者が煮こぼれなどを放置していたため点火しづらくなり、繰り返しの点
 火動作で漏れたガスに引火した。【2017年4月、軽傷】

■ガスこんろの気を付けるポイント
・使用中はその場から離れない
・グリルは使用後、こまめに掃除する
・グリル庫内で調理物や汚れなどが発火した場合は、扉を開けると火があふれ
 周囲に燃え広がるおそれがあるため、操作ボタンや器具栓つまみを消火の状
 態に戻し、火が収まるまでグリルの扉を開けない
・煮こぼれや油汚れはきれいに拭き取る
・ガス臭いときは絶対に火を点けず、ガス栓を閉めて販売店やガス事業者に連
 絡をする
・点火しにくいなどで繰り返し点火操作をするときは、周囲のガスがなくなる
 までしばらく待つ
・こんろの周囲に燃えやすいものを置かない

(※1) 消費生活用製品安全法に基づき報告された重大製品事故情報。
(※2) 対象外情報を除いた事故発生件数。

●NITE(製品評価技術基盤機構)
「ガスこんろの事故に注意」
 〜火災事故に潜むヒューマンエラー〜
説明資料 URL : https://www.nite.go.jp/data/000098038.pdf
ポスター URL : https://www.nite.go.jp/data/000004287.pdf
映像資料 URL :
 https://www.nite.go.jp/jiko/chuikanki/poster/sonota/03120101.html

 《問合せ先》
 製品安全センター
 担当者:柿原、向井
 電 話:06−6612−2066
 FAX:06−6612−1617

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇