くらしの安心情報第148号
くらしの安心ネットとやま
平成31年1月10日

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                目 次

●悪質商法に関する情報(PDFファイルで添付等)

 ☆『「最大24時間1,000円」と大きな表示があるコインパーキングに
  2日間駐車したところ、2,000円ではなく、高額な料金を請求されま
  した…。』
  (情報ファイル198) 

●製品等の安全・安心情報

 ☆踏切での電動車いすの死亡事故が多発
  〜今年に入って既に5件発生〜

 ☆スプレー缶で思わぬ事故が発生しています

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【製品等の安全・安心情報】

    ◇◇◇  踏切での電動車いすの死亡事故が多発  ◇◇◇
           〜今年に入って既に5件発生〜

 電動車いすは歩行に困難を感じる高齢者や障がいのある人にとって、行動範
囲を広げてくれるとても便利で、自立した社会生活の支援に欠かせない製品で
す。
 しかし、不注意や運転を誤ると事故に直結するおそれがあり、死亡や重篤な
けがを負うことも少なくありません。電動車いすの事故は坂道や段差、踏切な
どの場所で事故が発生していますが、特に踏切で発生した電動車いすの事故は
重篤な被害になっています。とりわけ本年(2018年)は11月末時点で既に踏切
で発生した電動車いすの事故が5件発生しており、全て死亡事故です。

 このような事故を受け、踏切での電動車いすの重篤な事故を防ぐために、こ
の度、注意喚起を行います。
 2009年度から2018年度11月末までの約10年間にNITE(ナイト)に通知された
製品事故情報(※1)では、踏切で発生した電動車いすの事故は16件(※2)(ハン
ドル形15件、ジョイスティック形1件)ありました。事故の被害状況をみると、
16件の内訳は死亡事故11件、重傷事故4件、製品破損1件となっています。
 踏切で発生した電動車いすの事故の原因について、調査が終了した11件の事
故のうち、8件が「製品に起因しないもの」で、残りの3件は「原因不明」とな
っています。事故原因が「製品に起因しないもの」の中には、不注意や誤った
使い方に気を付けることで防げる事故が多くあります。注意点を把握し、事故
を未然に防ぎましょう。

■踏切で注意すべきポイント
 踏切の通行はできるだけ避けるようにすべきですが(特に夜は危険です)、
やむを得ず踏切を渡る場合は以下の点に気を付けてください。

・介助者とともに通行し、踏切の手前では一時停止及び左右の確認をする
・踏切の警報が鳴ったら、踏切に入らない
・踏切は直角に通行するようにし、端を通行しない
・踏切で立ち往生してしまったら、まず周囲の人に大声で助けを求める

 電動車いすの使用者だけでなく、踏切を通行中の一般の方々も事故を未然に
防ぐため、以下の点へのご協力をお願いします。

・電動車いすの人を見守る
・緊急時はためらわずに非常ボタンを押す
 
(※1) 消費生活用製品安全法に基づき報告された重大製品事故に加え、事故
    情報収集制度により収集された非重大製品事故
(※2) 重複、対象外情報を除いた事故発生件数

●NITE(製品評価技術基盤機構)
「踏切での電動車いすの死亡事故が多発」
 〜今年に入って既に5件発生〜
説明資料 https://www.nite.go.jp/data/000096188.pdf
ポスター https://www.nite.go.jp/data/000096183.pdf
映像資料 
https://www.nite.go.jp/jiko/chuikanki/poster/sonota/2018122001.html
https://www.nite.go.jp/jiko/chuikanki/poster/sonota/2018122002.html

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   ◇◇◇  スプレー缶で思わぬ事故が発生しています  ◇◇◇

 報道によれば、先日、札幌市でスプレー缶のガスに引火した事故が発生し、
同じ頃名古屋市ではスプレー缶本体が加熱されて破裂した事故が発生しました。
改めてスプレー缶の正しい取り扱い方法を確認し、事故を未然に防ぎましょう。

1.2013年度から2018年度(11月30日まで)の間で、NITEに製品事故報告があ
  った情報(※1)のうち、「スプレー缶」による火災や破裂に至った事故は、
  27件(※2)ありました。重傷3人、軽傷12人の人的被害があり、22件が火災
  となっています。稼働中の石油ファンヒーターなどの暖房器具の近くにス
  プレー缶を置いたり、使い切っていないスプレー缶からガスを抜いた後に
  ガスこんろを点火したりして、火災に至っています。また、シュレッダー
  や換気扇、掃除機などに潤滑剤などのスプレーを使用したところ、動作時
  の火花で引火したりするなど、思わぬ事故が発生しており、注意が必要で
  す。
2.スプレー缶に充填されている噴射ガスの多くには、可燃性ガス(LPガス(※
  3)、DME(※4)等)が使用されています。
3.スプレー缶を使用する際は、特に以下の点に注意することで、事故を未然
  に防ぎましょう。
  ・火気のある場所の近くでは使用しない
   可燃性ガスを含むスプレー缶を火気のある場所の近くで使用すると、ガ
   スに引火して急激に燃え広がるおそれがあるため危険です。「使用上の
   注意」や「警告表示」に従って、火気のある場所の近くでは使用しない
   でください。
  ・使用時や使用後は出入り口を開けるなどして十分に換気を行う
   可燃性ガスを含むスプレー缶の使用時はガスが滞留しないように気を付
   けてください。換気が終わるまでは、ライターや火花が発生する機器(ガ
   スこんろ、換気扇、掃除機など)を使用しないでください。
  ・暖房器具の近くや直射日光が当たる場所など、高温になる場所にスプレ
   ー缶を置かない
   冬の寒いこの時期は特に石油ファンヒーターやガスファンヒーターなど
   の暖房器具の近くにヘアスプレーなどのスプレー缶を置かないでくださ
   い。缶が熱せられると、内部のガスが膨張して内圧が上がり、缶が破裂
   するおそれがあります。
  ・最後まで出し切ってから廃棄する
   中身を使い切ってスプレー缶を捨てるときは、屋外の風通しのよい場所
   で、スプレーボタンを押すなどして(※5)、中身を出し切ってください。
   スプレー缶を振って、「シャカシャカ」などと音がする場合は中身が残
   っています。
   スプレー缶に中身が残っている状態で穴を開けると漏れ出た可燃性ガス
   に引火するおそれがあります。なお、廃棄方法については、自治体の指
   示に従ってください。

(※1) 消費生活用製品安全法に基づき報告された重大製品事故に加え、事故
    情報収集制度により収集された火災に至らなかった非重大製品事故
    (ヒヤリハット情報(被害なし)を含む)。
(※2) 平成30年11月30日現在、重複、対象外情報を除いた事故発生件数。屋
    外での使用時に発生したものを対象とする。
(※3) 液化石油ガスの略。ブタンやプロパンが主成分。空気より重いため、
    下にたまる。
(※4) ジメチルエーテルの略。空気より重いため、下にたまる。
(※5) 最近の製品には残ガスの排出機構(ガス抜きキャップ)が付いたもの
    があります。スプレー缶の本体表示に従って処理をしてください。

●NITE(製品評価技術基盤機構)
「スプレー缶で思わぬ事故が発生しています」
説明資料 https://www.nite.go.jp/data/000096248.pdf
映像資料 https://www.nite.go.jp/jiko/chuikanki/poster/sonota/03110201.html

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 《問合せ先》
 製品安全センター
 担当者:柿原、佐藤、前野
 電 話:06−6612−2066
 FAX:06−6612−1617

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