くらしの安心情報第145号
くらしの安心ネットとやま
平成30年10月10日

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                目 次

●悪質商法に関する情報(PDFファイルで添付等)

 ☆『「保険で住宅の修理工事が無料でできる」という新聞の折り込み広告を見
  ました。信用できますか…。』
  (情報ファイル195) 

●製品等の安全・安心情報

 ☆安全な暮らしを高齢者と共に
  〜事故を防ぐ注意ポイントを紹介〜

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【製品等の安全・安心情報】

    ◇◇◇    安全な暮らしを高齢者と共に    ◇◇◇
          〜事故を防ぐ注意ポイントを紹介〜

 NITE(ナイト)が収集した、2013年度から2017年度の製品事故情報(※1)のう
ち、高齢者(※2)の事故は1237件(※3)ありました。このうち、高齢者の死亡及
び重傷事故は290件報告されています。年代別の死亡事故を比較したところ、全
年齢の死亡事故173件のうち、65歳未満が48件に対して、高齢者は125件と約2.6
倍です。高齢者の事故は「石油・電気ストーブ」「介護ベッド及び関連製品」
「電動車いす」などで多く発生しています。
 高齢者の死亡及び重傷事故は、事故の原因が製品の使い方によるものが半数
を超えています。特に介護ベッド及び関連製品の事故は、介護者が使い方を誤
ったり、目を離したりした際に発生した事故もあります。事故の防止には、使
用者本人だけでなく家族や周囲の方々の注意や使い方への理解も重要です。
 安全に生活を送るため、高齢者の事故を防ぐためのポイントを紹介します。
 
■事故事例
・石油ストーブカートリッジタンクへの給油後、給油口キャップを斜め締めに
 していたため石油ストーブへ戻す際に灯油がこぼれ、拭き取りが不十分であ
 ったため、点火時に灯油に引火し、火災が発生。住宅1棟を全焼し、隣接する
 建物8棟を焼損して、1人が死亡、1人が重傷を負った。
 【2016年2月、大分県、男性】
・介護ベッドの隙間に手を入れた状態で、リモコンを使ってベッドの背上げ操
 作を行ったため、手が抜けなくなり、持ち上がってきたベッドマットと介護
 ベッド用手すりの間に手を挟まれ重傷を負った。
 【2015年10月、東京都、男性】
・電動車いすで工事現場の誘導路(道幅約1m)を走行していた際に運転操作を
 誤り、工事用の穴に転落し、死亡した。【2014年9月、宮崎県、男性】
・約29年間にわたる長期使用により、扇風機の電気部品であるコンデンサーが
 経年劣化し、異常発熱して出火し、重傷を負った。
 【2013年8月、大阪府、女性】

■事故を防ぐためのポイント
・高齢者の死亡事故が最も多い製品はストーブです。ストーブの誤った使い方、
 慣れによる油断は禁物です。心配な場合は、給油口キャップが閉まったこと
 を確認しやすく改良された製品への買い換えを検討しましょう。
・介護ベッド及び関連製品による死亡・重傷事故で最も多いのが、ベッド周り
 の隙間に頭や首など身体を挟まれる事故です。介護者は介護ベッドの手すり
 などの隙間に細心の注意を払いましょう。
・電動車いすは操作や速度に慣れましょう。体調不良の際は運転させない、工
 事中の道や踏切を横断するルートは極力控えるなど、高齢者本人だけでなく
 家族や周囲の方々も気を配りましょう。
・高齢者の方は、機器が不調でも使い方が変わることを敬遠するなどの理由か
 ら、家電やガス・石油機器などを古くなっても買い替えず、壊れるまで使い
 続けてしまう傾向があります。今後高齢者世帯数の増加に伴い、家電などの
 経年劣化による火災事故などの発生も増加していくことが懸念されています。
 家族や周囲の方々は、日頃から高齢者の身近にある製品に対して注意を配り
 ましょう。

(※1) 消費生活用製品安全法に基づき報告された重大製品事故に加え、事故
    情報収集制度により収集された非重大製品事故やヒヤリハット情報
    (被害なし)を含む。
(※2) 本資料では、WHO(世界保健機関)が定義する高齢者(65 歳以上)を対
    象として、集計、分析を行った。
(※3) 重複、対象外情報を除いた事故発生件数。

●NITE(製品評価技術基盤機構)
「安全な暮らしを高齢者と共に」
〜事故を防ぐ注意ポイントを紹介〜
説明資料 http://www.nite.go.jp/data/000094205.pdf
ポスター http://www.nite.go.jp/data/000086562.pdf
映像資料 
 https://www.nite.go.jp/jiko/chuikanki/poster/sonota/17091402.html

 《問合せ先》
 製品安全センター
 担当者:穴井、酒井、向井
 電 話:06−6612−2066
 FAX:06−6612−1617

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