安全・安心情報
トップページ > くらし・健康・教育 > 生活・税金 > 消費生活 > 富山県消費生活センター > くらしの安心情報(一覧) > くらしの安心情報第140号
更新日:2021年2月24日
ここから本文です。
くらしの安心情報第140号
くらしの安心ネットとやま
平成30年5月10日
進学や就職、転勤などにより新たに生活を始め、それを機に料理を始めた方も多いのではないでしょうか。ガスこんろでは、誤った使い方などによる事故が多く発生しており、注意が必要です。新しい生活にも慣れ始め、自炊を始めるこの時期に、ガスこんろの使用に関する注意喚起を行い、事故の未然防止を図ります。
ガスこんろに関して、平成20年10月に調理油過熱防止装置及び立ち消え安全装置の装備が法令で義務付けられました。
この規制に先立ち、平成20年4月から業界団体の自主基準により安全装置がこんろに標準装備され始めています。また、この自主基準と併せて、多くの安全機能を装備しているガスこんろが販売されています。
これらの取り組みにより、ガスこんろの事故は減少していますが、依然として安全装置の付いていない古いこんろを使用しての事故や誤った使い方による重大な事故が発生しています。平成24年度から平成28年度の5年間にNITE(ナイト)に通知された製品事故情報(※1)の中で、ガスこんろの事故は395件(※2)ありました。このうち、使用者の誤使用などにより発生した事故は213件あり、事故の多くは誤った使い方が原因となっていることがわかります。特に、使用中にその場を離れたり、汚れを放置したりすることが原因の事故が多く発生しています。ガスこんろの事故は火災事故が268件と火災に至る可能性が高く、周囲に被害が及びます。事故の事例や事故防止のためのポイントを確認し、事故を未然に防ぎましょう。
(※1)消費生活用製品安全法に基づき報告された重大製品事故に加え、事故情報収集制度により収集された非重大製品事故やヒヤリハット情報(被害なし)を含む。
(※2)重複、対象外情報を除いた事故発生件数。
《問合せ先》
製品安全センター
担当者:柿原、佐藤、向井
電話:06-6612-2066
FAX:06-6612-1617
お問い合わせ
関連情報
目的別情報
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください