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更新日:2021年2月24日
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くらしの安心情報第132号
くらしの安心ネットとやま
平成29年9月11日
ペット(※1)を室内で飼われる方も珍しくありませんが、ペットによる思わぬ火災が発生しています。また、ペットを飼っていない家庭でも、ネズミや鳥などの小動物(※2)やゴキブリなどの害虫(※3)(以下、小動物や害虫という)が引き起こす事故も発生しており、注意が必要です。
NITE(ナイト)が収集した、平成24年度から平成28年度の製品事故情報のうち、ペット及び小動物や害虫による事故(※4)は78件(ペットの事故26件、小動物や害虫の事故52件)となっており、そのうち約72%、56件が火災に至っています。
ペットが引き起こした事故の中には、犬や猫がガスこんろやIH調理器などのスイッチを入れて火災に至った事例もあります。ペットが跳び乗ったり、押したりしてもスイッチが入らないよう、機器にロックを掛け、出掛ける際はペットをケージに入れておく、ガスの元栓を閉める、電気製品はプラグを抜く、近くに可燃物を置かないなどの対策をしましょう。また、小動物や害虫がエアコンやガスふろがまなどの製品内部に侵入し、基板に接触してショートしたり、内部配線をかじってショートさせるなどの事故を引き起こしています。製品の外観からは分かりにくいので、点火しにくいなどの動作不良が生じた際は、必ず点検を受けてください。
ペット及び小動物や害虫による事故はそれぞれ発生しやすい場所や製品に特徴があるので、それを把握し対策することで事故を未然に防ぎましょう。
(※1)ペットは飼育されている犬、猫、うさぎ、カメ、鳥、魚などを指す。
(※2)小動物はネズミや鳥、ヤモリなどの飼育されていない動物を指す。
(※3)害虫はゴキブリ、クモ、ナメクジなどを指し、いわゆる不快害虫も含める。
(※4)ペット及び小動物や害虫の関与が確認されたものだけでなく、状況証拠から関与が疑われるものも含む。
《問合せ先》
製品安全センター
担当者:穴井、酒井、向井
電話:06-6612-2066
FAX:06-6612-1617
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