くらしの安心情報第131号
くらしの安心ネットとやま
平成29年8月10日

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

                目 次

●くらしの安心情報(PDFファイルで添付等)

 ☆『スマホに高額な当選金がもらえるなどと書かれた迷惑メールが頻繁に届
  くのですが…。』
 (情報ファイル181)

●製品等の安全・安心情報

 ☆急増!ノートパソコン、モバイルバッテリー、スマホの事故
  〜リコール製品や誤った使い方に注意しましょう〜

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

【製品等の安全・安心情報】

◇◇◇ 急増!ノートパソコン、モバイルバッテリー、スマホの事故 ◇◇◇
      〜リコール製品や誤った使い方に注意しましょう〜
 リチウムイオンバッテリー(※1)は、従来の電池よりも、高容量、軽量という 特徴を生かし、小型軽量化、高機能化が進むモバイル機器などに搭載されてい ますが、ここ数年、これらの製品による事故が急増しています。  NITE(ナイト)に通知された製品事故情報によると、ノートパソコン、モバイ ルバッテリー及びスマートフォン(以下「スマホ」という)に搭載されたリチ ウムイオンバッテリーによる事故の情報は、平成24年度〜平成28年度の5年間に 274件(ノートパソコン110件、モバイルバッテリー108件、スマホ56件)ありまし た。年度別にみると、平成24年度19件、平成26年度48件、平成28年度108件と年々 大幅に増加しており、被害状況別に見ると、全体の約7割が火災等の拡大被害(製 品及び周囲が焼損等したもの)に至っています。また、事故の原因は、製品の 不具合によるものが全体の78%(127件)と最も多くなっています。274件の事故 のうち、34%(93件)は回収などのリコール対象製品によるものであり、回収や 交換などが適切に行われていれば防げた事故も多いと考えられます。まずは、 お手持ちの製品がリコール製品に該当していないか確認してください。また、 落とす・分解するなど使用者の誤使用や不注意により発火する事故も発生して います。持ち運ぶ機会の多い製品だけに、学校や病院など不特定多数の人が集 まる場所や、飛行機や電車の中でも事故が発生しており、状況によっては被害 が拡大するおそれがありますので、注意が必要です。 ■ 事故事例 ・使用していたノートパソコンから発火し、製品と周辺を焼損する火災が発生  した。製造時にバッテリーパックのセルに異物が混入したことで、充放電を  繰り返すうちにセルが内部ショート(※2)を起こして過熱し、火災に至ったも  のと考えられる。(平成28年、東京都)  ⇒ リコール製品と知らずに使い続けたことで発生した事故です。お持ちの製   品を確認し、リコール製品の場合は、すぐに使用を中止して、製造事業者   や販売店に連絡してください。 ・モバイルバッテリーを充電しながら就寝していたところ、製品と周辺を焼損  する火災が発生した。モバイルバッテリーに内蔵されているセルの製造時に  不良が生じたため、内部ショートを発生したものと考えられる。  (平成26年、埼玉県)  ⇒ 就寝中に発生した事故です。就寝中は異常の発生に気付きにくいだけでな   く、寝具の上での充電は寝具が被さるなどして、機器の熱がこもりやすい   状態になります。就寝中は充電を控えるか、枕元や寝具の側で充電せず、   燃えやすいものが周囲にない場所で充電してください。 ・ズボンのポケットに入れていたスマホが発熱・発煙し、火傷を負う事故が発  生した。使用者がポケットにスマホを入れた状態で転倒したため、スマホに  外部から衝撃が加わり、内部ショートが生じて異常発熱し、焼損したものと  考えられる。(平成27年、東京都)  ⇒ リチウムイオンバッテリーは外部からの衝撃で内部ショートが発生する   場合があります。リチウムイオンバッテリーを搭載した製品を落とす、ぶ   つけるなどは行わないよう十分注意してください。外部からの衝撃を受け   て変形などを生じた場合には、購入店、または製造・輸入事業者へ継続使   用が可能か相談してください。 (※1)本資料では持ち運び可能な外付けのリチウムイオンバッテリー(いわゆ     る携帯充電器、パワーバンクなど)のことを「モバイルバッテリー」、     スマホ・ノートパソコン用の組電池のことを「バッテリーパック」、バ     ッテリーパックを構成する単電池を「セル」と呼びます。 (※2)セルの中身は、正極板と負極板、そしてそれらを電気的に絶縁するセパ     レータと呼ばれる膜で構成されています。      電池内部で正極と負極が何らかの理由で電気的につながってしまう     ことを内部ショートと呼びます。  ●NITE(製品評価技術基盤機構) 「急増!ノートパソコン、モバイルバッテリー、スマホの事故」    〜リコール製品や誤った使い方に注意しましょう〜 説明資料 http://www.nite.go.jp/data/000086042.pdf ポスター http://www.nite.go.jp/data/000086040.pdf  《問合せ先》  製品安全センター  担当者:穴井、酒井、向井  電 話:06−6612−2066  FAX:06−6612−1617 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇