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更新日:2021年2月24日
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くらしの安心情報第106号
くらしの安心ネットとやま
平成27年7月10日
今年も既に全国的に真夏日となる日があるなか、エアコン及び扇風機を使用する機会が増える季節ですが、それに伴い火災事故も多く発生しています。
NITE(ナイト)に寄せられた製品事故情報(※1)において、エアコン(※2)及び扇風機(※3)の火災を伴う事故は平成21年度~平成25年度の5年間に373件(※4)(エアコン272件、扇風機101件)ありました。
被害状況を見ると「死亡」「重傷」といった重篤な人的被害が9件、また、「拡大被害(※5)」において家屋が全焼した事例も報告されており、エアコン及び扇風機の使用時は火災への注意が必要です。
これらの火災事故のなかには、正しい取扱方法を知り、事故の予兆に早めに気がつくことで未然に防止できるものが多くあります
[事故を防止するための主な注意事項]
これから本格的な夏を迎えるにあたって、エアコン及び扇風機の正しい取扱い方法や注意すべき事故の予兆を知っていただき、事故を未然に防止するため、今般、注意喚起を行うこととしました。
(※1)消費生活用製品安全法に基づき報告された重大製品事故に加え、事故情報収集制度により収集された非重大製品事故(ヒヤリハット情報(被害なし)を含む)。
(※2)ルームエアコン、室外機、室内機を含む。
(※3)ファンの見えないものやサーキュレーターを含む。USB接続の扇風機は含まない。
(※4)平成27年5月29日現在、重複、対象外情報を除いた事故発生件数。
(※5)製品本体のみの被害にとどまらず、周囲の製品や建物などにも被害を及ぼすこと。
(※6)製造後長期間経過したり、長期間の使用によって性能が劣化したと考えられるもの。
接続器具を使わずにコードの芯線をねじり合わせて、電気的に芯線同士を
つなぐ方法を「ねじり接続」といいます。
コンセントやテーブルタップに電源プラグを長期間差し込んだままにしていると、コンセントやプラグの周囲にホコリや湿気がたまります。
たまったホコリや水分によって、電源プラグ栓刃(差込刃)の間に微弱な電流が流れる状態となり、火花放電を繰り返すことによって電源プラグの樹脂部分が徐々に炭化して、発火へと至る現象を「トラッキング現象」といいます。
これと同様の現象がエアコンの機器内部でも生じることがあります。
《問合せ先》
製品安全センター
担当者:池谷、西澤
電話:06-6942-1113
FAX:06-6946-7280
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