くらしの安心情報第104号
くらしの安心ネットとやま
平成27年 5月12日

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                目 次

●くらしの安心情報(PDFファイルで添付等)

 ☆『最近、新聞などで目にする「劇場型勧誘」について、教えてください。』
 (情報ファイル154)

●製品等の安全・安心情報

 ☆春(新学期)は、自転車による子ども、中高生の事故が多発します!
 ☆ウォーターサーバーによる乳幼児のやけど事故防止について

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【製品等の安全・安心情報】

◇ 春(新学期)は、自転車による子ども、中高生の事故が多発します! ◇

 新年度を迎え、入学、進学などに際して新たに自転車(※1)を購入し、使用す
る機会が増えるこの時期(4月〜5月)に、子ども(※2)、中学生及び高校生の事
故(以下「自転車による子どもの事故」という。)が、多く発生しています。
 お子様及び保護者の方々が自転車の正しい使い方を理解し、事故を未然に防
止していただくため、注意喚起を行うこととしました。

 NITE(ナイト)に通知された製品事故情報(※3)において、自転車による子ど
もの事故は、平成21年度〜平成25年度までの5年間に112件(※4)ありました。そ
のうち、36件(32.1%)が4月〜5月に発生しています。
 被害状況別に見ると、重傷事故42件(37.5%)、軽傷事故54件(48.2%)、製
品破損(※5) 15件、被害なし1件となっており、人的被害の割合が高くなってい
ます。
 また、被害者の年齢及び製品別に見ると7歳(小学生)以上においては一般用
自転車(シティ車)による被害が多くなっています。

 自転車による子どもの事故では、製品に起因するもののほか、誤使用や不注
意な使い方などによるものも多く、次のような事故が多く発生しています。
 ・ 傘や袋などの異物を車輪に巻き込んだため、車輪がロックして転倒・負傷
   した。
 ・ 転倒時に生じた亀裂がその後の継続使用で拡大し、走行中に部品(ハンド
   ル、前フォーク等)が破損したため転倒・負傷した。
 ・ 整備不良のまま走行したため、走行中に部品が破損、脱落して転倒・負傷
   した。
 ・ 走行中の操作ミスや濡れた路面等での急ブレーキ等でバランスを崩したた
   め、転倒・負傷した。
 自転車の走行時には時速20km近いスピードに達することもあり、転倒すると
骨折などの重傷事故に至るおそれがあるため、注意が必要です。

 NITEに通知された自転車による子どもの事故情報には、走行時の注意事項を
守る、事故の予兆に早めに気がつく等の運転者自身が注意するもののほか、定
期的な点検を実施する等、保護者の方がお子様とともに注意していただくこと
で、未然に防ぐことができるものが多くありますので、そのポイント等につい
てご紹介いたします。

(※1)一般用自転車(シティ車)、子ども用自転車、折り畳み自転車、電動ア
    シスト自転車を含む。
    ただし、玩具に分類される三輪車やブレーキを搭載しないピストバイク
    等は含まない。
(※2)ISO/IECガイド50が定義する子ども(満15歳未満)に加え、〜19歳(通
    学等に自転車を用いる機会が多いと考えられる中学・高校生を含む)を
    対象とする。また、子どもが使用している時の自転車事故を扱う。
(※3)消費生活用製品安全法に基づき報告された重大製品事故に加え、事故情
    報収集制度により収集された非重大製品事故(ヒヤリハット情報(被害
    なし)を含む)。
(※4)平成27年2月27日現在、重複、対象外情報を除いた事故発生件数。
(※5)被害状況別で、人的被害と同時に物的被害が発生している場合は、人的
    被害の最も重篤な分類でカウントし、物的被害には重複カウントしない。

 ●NITE(製品評価技術基盤機構)
「春(新学期)は、自転車による子ども、中高生の事故が多発します!」
説明資料 http://www.nite.go.jp/data/000065641.pdf
ポスター http://www.nite.go.jp/data/000004248.pdf
     http://www.nite.go.jp/data/000004819.pdf
     http://www.nite.go.jp/data/000004850.pdf
     http://www.nite.go.jp/data/000004870.pdf
     http://www.nite.go.jp/data/000065627.pdf

 《問合せ先》
 製品安全センター
 担当者:池谷、西澤
 電 話:06−6942−1113
 FAX:06−6946−7280

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 ◇◇ ウォーターサーバーによる乳幼児のやけど事故防止について ◇◇

 ウォーターサーバーは、平成23年度以降、いつでも熱湯、冷水を利用でき、
重たい水を配達してくれる利便性から急速に普及し、平成26年末には普及台数
が約340万台となっています。ウォーターサーバーは、内部に70℃〜90℃の熱湯
を蓄えているものが多く、乳幼児(※1)が蛇口(※2)を触っているときにチャイ
ルドロック(※3)を解除するなどして出湯し、やけどの事故に至ることがあり、
ウォーターサーバーの普及に伴って乳幼児のやけど事故が増加しています。
 NITEは、平成26年度にウォーターサーバーのチャイルドロックに関する事故
防止を目的とした調査(経済産業省受託事業)を実施し、その調査結果(※4)を
踏まえて、ウォーターサーバーの使用者及び店舗・公共施設等でのウォーター
サーバー設置管理者に対して、事故の未然防止を図るため注意喚起を行うこと
としました。
 併せて、経済産業省は、「ウォーターサーバーのチャイルドロックに関する
事故防止策の検討及び取りまとめ」(以下「METI報告書」とします。)を本日
(平成27年4月23日)公表しましたので、METI報告書に盛り込まれているウォー
ターサーバーの製造・輸入事業者に向けた事故防止対策の概要をご紹介します。

 [事故事例]
 ・ 乳幼児が、ウォーターサーバーの温水用蛇口を触っているときにチャイル
   ドロックが解除され、熱湯が出てやけどを負った。
 ・ ウォーターサーバー設置時に蛇口が十分に締められておらず、乳幼児が蛇
   口を触った際に蛇口全体が回り、本体から外れたため、熱湯が出てやけど
   を負った。
 ・ ウォーターサーバーの蛇口には、レバー全体を上に引いても熱湯が出るも
   のがあり、乳幼児が蛇口全体を上に上げたため、熱湯が出てやけどを負っ
   た。
 ・ ウォーターサーバーのチャイルドロックを解除して使用した後に、チャイ
   ルドロックボタンが元に戻らず、乳幼児が触った際に熱湯が出てやけどを
   負った。

(※1)0歳〜6歳
(※2)ここでは、ウォーターサーバーの熱湯が出る温水用蛇口をいう。
(※3)ここでは、乳幼児によるウォーターサーバーの通水を困難とする機能を
    いう。
(※4)NITEは、事業の一環として、自ら収集した事故に加え、消費者庁及び国
    立成育医療研究センターが収集した事故情報についての調査・分析を行
    った。

 ●NITE(製品評価技術基盤機構)
「ウォーターサーバーによる乳幼児のやけど事故防止について」
説明資料 http://www.nite.go.jp/data/000065616.pdf

 《問合せ先》
 製品安全センター
 担当者:池谷、鷺坂
 電 話:06−6942−1113
 FAX:06−6946−7280

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