安全・安心情報
トップページ > くらし・健康・教育 > 生活・税金 > 消費生活 > 富山県消費生活センター > くらしの安心情報(一覧) > くらしの安心情報第94号
更新日:2021年2月24日
ここから本文です。
くらしの安心情報第94号
くらしの安心ネットとやま
平成26年7月10日
NITE(ナイト)に通知された製品事故情報※1において、エアコン※2及び扇風機※3による事故が、平成20年度から24年度までの5年間に合計657件※4ありました。
被害状況別にみると、死亡事故5件、重傷事故4件、軽傷事故36件、拡大被害※5 273件、製品破損※6 335件等となっています。
また、これらの事故のうち火災と判断されたものは122件(18.6%)ですが、エアコン及び扇風機による事故のほとんどが発熱、発煙、発火等を伴っており、住宅が全焼するほか、「死亡」「重傷」といった重篤な人的被害に至る場合も
あり、注意が必要です。
エアコンによる事故347件について、事故の発生状況を現象別に分析すると、次のような事故が多く発生しています。
エアコン及び扇風機による事故については、使用者の誤使用や不注意等の使い方に関わる事故だけでなく、製造不良や製品の長期使用に伴う部品の経年劣化等、製品に起因する事故であっても、使用の際の点検や注意によって未然に防げる事故が多くあります。
今年度も既に全国的に猛暑日となる日があるなか、これから夏に向けてエアコン及び扇風機を使用する機会が増加する時期に際して、使用の際の点検や注意、経年劣化を含めた事故の予兆に早めに気づく等、事故を未然に防止していただくために、注意喚起を行うこととしました。
(※1)消費生活用製品安全法に基づき報告された重大製品事故に加え、事故情報収集制度により収集された非重大製品事故やヒヤリハット情報(被害なし)を含む。
(※2)ルームエアコン、室外機、室内機を含む。
(※3)ファンの見えないものやサーキュレーターを含む。USB接続の扇風機は含まない。
(※4)平成26年4月30日現在、重複、対象外を除いた件数で、事故発生日に基づき集計。
(※5)製品本体のみの被害にとどまらず、周囲の製品や建物などにも被害を及ぼすこと。
(※6)被害状況別で、人的被害と同時に物的被害が発生している場合は、人的被害の最も重篤な分類でカウントし、物的被害には重複カウントしない。
《問合せ先》
製品安全センター
担当者:池谷、西澤、長田
電話:06-6942-1113
FAX:06-6946-7280
お問い合わせ
関連情報
目的別情報
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください