くらしの安心情報第62号
くらしの安心ネットとやま
平成23年11月9日

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               目 次
目 次

●悪質商法に関する情報(PDFファイルで添付等)

 ☆「送付されたカタログに載っている仏像を購入してくれれば、高値で買い
  取る。」と不審な電話があったのですが…
 (情報ファイル112)

●製品等の安全・安心情報

 ☆子どもを自転車に乗せたときの転倒に注意!

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【製品等の安全・安心情報】

 子どもを自転車に乗せたときの転倒に注意!

 消費者庁と国民生活センターでは、子どもを自転車に乗せていた時に転倒し
たなどの転倒・転落事故情報を、2010年12月から2011年7月末までに62 件収集
しました。この中には「子どもは自転車の前席に乗っていた。母が駐輪場で自
転車の向きを変えようとした時にハンドルをとられてしまい、自転車ごと転
倒。」「子どもは自転車の後席に乗っていた。母が乗ろうとした際にスリップ
し、前輪が持ち上がり、持ち直そうと試みたが、徐々に傾いて転倒した。」な
ど、走行中以外に事故が起きたケースも見られました。
 平成21年7月1日に、各都道府県の道路交通規則が一部改正され、自転車の仕
様等の条件を満たせば、幼児を2人まで乗せることができるようになりました。
その後、幼児同乗用の自転車が発売され普及してきていますが、通常の自転車
に座席を取り付けて子どもを乗せている保護者も多数見受けられます。
 子どもを乗せていた時の自転車の事故は保護者の不注意と捉えられる傾向が
ありますが、特に都市部などでは車に代わることのできない重要な交通手段で
もあり、保護者が子どもを自転車に乗せることは日常的に行われています。
 しかし、万一自転車が転倒した場合には、子どもが大きなけがをすることも
あります。次の自転車の押し歩き時、駐輪時の事故事例と消費者へのアドバイ
スを参考に走行中以外の事故にも十分注意してください。

【事例1】
子どもを停車中の自転車の前席に乗せて、母がヘルメットを装着しようとした
ところ、自転車ごと左側に転倒(地面はアスファルト)した。擦過傷。
(受診年月:2011 年7 月、1 歳、男児)

【事例2】
父が、停止している自転車の前席に子どもを乗せていた。両親ともそばにいた
が、転倒し、支えきれなかった。地面はコンクリート。手を先について、その
後、頭をぶつけた。挫傷。
(受診年月:2011 年5 月、2 歳、女児)

【事例3】
子どもは自転車の前席に乗っていた。母が駐輪場で自転車の向きを変えようと
した時にハンドルをとられてしまい、自転車ごと転倒。打撲傷。
(受診年月:2011 年3 月、2 歳、女児)

【事例4】
子どもは自転車の後席に乗っていた。母が乗ろうとした際にスリップし、前輪
が持ち上がり、持ち直そうと試みたが、徐々に傾いて転倒した。子どもは右側
を下にして落ち、右肘を骨折した。
(受診年月:2011 年3 月、9 歳、男児)

【事例5】
子どもが自転車の前席に乗っていて、自転車ごと倒れた。母がスーパーの駐車
スペースに自転車を入れようとして、子どものヘルメットを外し、横にあった
他人の自転車をよけていた。打撲傷。
(受診年月:2011 年2 月、1 歳、男児)

☆☆ 消費者へのアドバイス ☆☆

・幼児を乗せて自転車を扱う時には、押し歩きや駐輪動作中にも転倒の危険が
 あることを認識する。また、必ずヘルメットを乗車前に着用させるようにす
 る。

・幼児を乗せた自転車は重さが増すため、確実に支えることができるよう、必
 ず両手で自転車を操作する。また、後席に幼児を乗せた際に、幼児の重量で
 後席が倒れこむ場合や、前輪が浮く場合があるため特に注意し、後席を荷台
 に取り付ける際には、前輪を浮きにくくするために極力、荷台の前方に取り
 付ける。

・幼児の乗せ降ろしの際には、ハンドルが真っ直ぐ前を向いていること、自転
 車が横方向に傾いていないことを確認し、スタンドをロックするとともに、
 旋回抑制機構を使用する。

・幼児の乗車位置によって取り扱う感覚が大きく異なるので、乗せる位置を変
 更するときなどは安全な場所で十分に練習することが望ましい。

・乗車する幼児の人数に応じて適切な自転車を選択する。

これらのことに注意し安全な自転車の取扱いをこころ掛けてください。

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