統計情報ライブラリー/産業鉱工業生産指数
平成13年次鉱工業指数の動向/財用途別動向
        1−(1) 投 資 財
     1−(2) 消 費 財
     2     生 産 財

1.最終需要財

   
  生産は、前年比▲6.5%低下し83.4となった。在庫は、前年末(W期末)比5.8%上昇し89.6となった。
 

(1)投資財
  
 投資財全体では、生産が前年比▲4.9%低下し85.2に、在庫が前年末(W期末)比4.5%上昇し81.2となった(図1)。また、前期比(季節調整済生産指数)でみると、資本財、建設財ともにほぼ全期をとおして前期を割っている。

  投資財のうち資本財(産業機械・ロボットなど)は、生産が前年比▲8.6%低下し101.9に、在庫が前年末(W期末)比20.5%上昇し104.8となった(図2)。

 建設財(金属製建具、生コンクリートなど)は、生産が前年比▲4.8%低下し81.1に、在庫が前年末(W期末)比1.6%上昇し77.4となった(図3)。


(2)消費財
 
 消費財全体では、生産が前年比▲8.8%低下し80.7に、在庫が前年末(W期末)比7.0%上昇し100.0となった(図4)。また、前期比(季節調整済生産指数)でみると、全期をとおして低下している。

 消費財のうち耐久消費財(民生用機械など)は、生産が前年比2.9%上昇し53.9に、在庫が前年末(W期末)比▲2.0%低下し50.0となった。耐久消費財は、生産指数ウェイトが23.3と小さく、全体に与える影響は少ない(図5)。

 非耐久消費財(医薬品・食料品など)は、生産が前年比▲8.0%低下し81.0に、在庫が前年末(W期末)比7.1%上昇し101.7となった(図6)。


 

2.生産財
 
 生産財全体では、生産が前年比▲3.6%低下し102.1に、在庫が前年末(W期末)比3.4%上昇し96.1となった(図7)。また、前期比(季節調整済生産指数)でみると、T期、U期、W期に低下し、W期では9期ぶりに100台を割りこみ99.3となった。

 生産財のうち鉱工業用生産財(機械器具部品、抵抗器など)は、生産が前年比▲3.5%低下し103.0に、在庫が前年末比(W期末)3.5%上昇し95.0となった(図8)。

 その他用生産財(化学肥料など)は、生産が前年比▲9.4%低下し77.3に、在庫が前年末(W期末)比2.8%上昇し121.4となった(図9)。

 

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